ここではシンガポール在住者向けに
シンガポールにいる間にできるおすすめの投資をご紹介します。
シンガポールは投資環境が整っています。
銀行に寝かせて置くのももったいないので日本にご帰国の前に資産の種を築きましょう。
結論
まず結論ですが、おすすめの投資は下記です。
①シンガポールリート
②貯蓄型保険
③アメリカ株
それでは内容を説明していきます。
シンガポールリート
私がシンガポールで一番おすすめする投資はシンガポールリートです。
理由はシンガポールリートはキャピタルゲイン、インカムゲインのどちらも狙える、リターンの高い商品だからです。
キャピタゲインとは価格差による儲け、インカムゲインは配当による儲けです。
詳しくはこちら
リート価格は過去5年でコロナショック前で25%、コロナショックで大きく値を下げた今で-3%です。配当は4〜6%ほどあります。
こちらはシンガポールリートの過去5年のチャートです。

配当5%前後というのはとても高い配当です。例えば日本株の平均値は2.5%くらいです。
これは長期投資で配当収入を期待する人にはとても魅力的です。
そして高配当株でたまに見かける「配当は高いけど株価が右肩下がり」ということもありません。株価はこれまでずっと右肩上がりできています。
ですので毎年5%の配当を貰いながら、値上がりの期待もできるのです。
配当に税金がかかりませんので、配当を再投資することで資産形成を加速することもできます。
具体的になおすすめ銘柄等は下の記事を参照ください。
シンガポールリートおすすめ銘柄5選
シンガポールリートの選び方、7つのポイント
シンガポールリート【全銘柄ランク付け】優良リートに投資しよう
シンガポールリート【 買ってはいけない 銘柄5選 】
シンガポールの個別リートは現状日本からは投資できません。
シンガポール在住者、シンガポールの証券口座を持っている人のみが買える商品です。
シンガポール証券口座を持って入れば、例えば日本に帰国したあとも買うことはできます。
ですので、リートや株式投資に興味がある人はすぐに購入をする必要はないかもしれませんが、シンガポールにいる間に少なくとも証券口座を開設することをおすすめします。
【シンガポール在住者向け】おすすめ証券口座3選と各社比較
私もSGD40,000ほどリートで運用しています。成績はこちら
貯蓄型保険
私は過度な保険については反対で、今でも最低限の掛け捨て生命保険に入っているだけです。
ただシンガポールの貯蓄型保険は旨味のある投資商品です。
シンガポールで購入できる保険には生命保険や養老保険や学資保険等がありますが、ざっくりですがどれでも4%くらいで運用が可能です。実際私は生命保険を2つ(12年物と10年物)買っており、現在4.5%で運用できています。
ご存知の通り保険はちゃんと払込をして満期になれば返戻金が返ってきます。
株やリートのように株価下落のリスクはないのでリスクなしで4%くらいの利回りを期待できるのです。ちなみに日本の保険は1%あるかないかです。
ちゃんと守りたいお金はシンガポールの貯蓄型保険は良い選択肢だと思います。
興味がある方は実際の返戻金のシミュレーションも載せているこちらの記事をどうぞ。
アメリカ株
最後はアメリカ株です。
これは特別「シンガポール」で投資した方が得というわけではないのですが、
純粋に投資対象としておすすめです。
アメリカはGDP世界一位、人口も増加しています。
世界の時価総額トップ10で7社はアメリカです。
企業名 | $10億 | 国 | |
1 | Saudi Arabian Oil | 1,601 | サウジアラビア |
2 | Microsoft | 1,199 | アメリカ |
3 | Apple | 1,112 | アメリカ |
4 | Amazon | 970 | アメリカ |
5 | Alphabet | 798 | アメリカ |
6 | Alibaba Group Holding | 506 | 中国 |
7 | 475 | アメリカ | |
8 | Tencent Holdings | 464 | 中国 |
9 | Berkshire Hathaway | 443 | アメリカ |
10 | Johnson & Johnson | 345 | アメリカ |
現状の世界でアメリカ経済が最重要であることは明快です。
逆にいうとアメリカ経済がうまくいかないと世界の資本主義経済が回らないということになります。
アメリカの株式市場はずっと右肩上がり伸びており、この市場に投資するのは真っ当かと思います。
投資を始めたばかりの人でアメリカ株に興味のある方はETFをおすすめします。
ETFとは簡単にいろいろな株に分散投資をできる投資信託です。
具体的なETFについては、アメリカETF おすすめ5選 【長期分散投資で資産を築こう】を参照ください。
今回ご紹介の中では一番リスクの高い商品になります。為替のリスクもありますのでその点はご承知ください。
正直シンガポールの証券会社は手数料が1回SGD20ほどかかり日本より高いので
アメリカ株の投資はシンガポールよりも日本からの方がコストが安いのですが、
シンガポール在住中は日本の証券口座は持てないので仕方ないですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はシンガポール在住者向けにおすすめな投資を3つご紹介しました。
- 貯蓄保険
リスクほぼなしで年利4%が可能! - シンガポールリート
高配当で毎年お小遣いを貰いながらキャピタルゲインも狙える! - アメリカ株
アメリカ経済はずっと伸びている!世界的優良企業へ投資してインカムゲインもキャピタルゲインが狙える!
もちろん投資にリスクはつきものですで、必ず儲かるとは言えませんが、シンガポールの投資環境を追い風に投資を始めてみると今後の資産形成の種を作れるかもしれません。
ちなみにリスクは保険、リート、株の順で高くなります。
そもそも投資商品を何を基準に決めればいいのかわからない!という方は「 資産運用・投資商品の選び方 ー 6つの視点から考えよう ー」を参照下さい。
是非シンガポー在住中に今回の投資を検討いただければと思います。
それでは !
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