【投資初心者向け解説】ETF、投資信託、インデックスファンドの違い( 図解付き!)

株・投資の勉強

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初心者くん
初心者くん

投資はETFやインデックファンドがいいって聞くけど、
投資信託との違いって何?
なんか全部おんなじに聞こえるんだけど。。

ぽちゃ
ぽちゃ

投資信託、ETF,インデックスファンドは似ていますが
少しづつ意味が違いますので解説しますね。

この記事でわかること

・投資信託、インデックスファンド、ETFの違い

・それぞれの特性とメリット、デメリット

動画がよい人はこちら

投資信託、インデックスファンド、ETFの違い

投資信託、インデックスファンド、ETFの違いは下記になります。

投資信託は投資商品を組み合わせた商品
インデックスファンドは投資信託の一種で特定の指数への連動を目指したもの
ETFは投資信託の一種で上場している証券取引所で取引可能なもの

関係性としてはインデックスファンドもETFも投資信託の一部です。
投資信託という大きなくくりがあり、その中にインデックスファンドとETFというものが存在します。

それぞれ細かくみていきましょう。

投資信託とは

まず投資信託とは 投資 + 信託 です。
投資を誰かに託すということですね。

いわゆる株式投資(個別株投資といったりします)は、通常自分で特定の株(例えばアップルの株、トヨタの株といった個別の銘柄)を選んで投資をします。

投資信託というのはこの銘柄の選定を自分で行うのでなく、プロのファンドマネージャーに運用を任せることになります。

あなたが投資したお金でファンドマネージャーはあなたに代わって株や債券や不動産など様々な商品を組み込みながら運用します。そしてその成績によってリターンが返ってきます。

実際はファンドマネージャーは自分で最適だと思う組み合わせを作りそれを投資信託として販売。それをそれぞれの投資家が買うという格好になります。

世界には無数の株の銘柄がありますし、株だけでなく債権、金、不動産を組み込んだ投資信託もありますので、組み合わせは無数。世の中には実にたくさんの投資信託商品が存在します。

個別の銘柄に直接投資をする個別株投資は証券会社を通して、証券取引所で好きにタイムリーに買うことができますが、

投資信託は証券取引所で取引されているわけではないので、購入は投資信託を販売している銀行や証券会社で行うことになります。

インデックスファンドとは

インデックスファンドは投資信託の一種で、ある特定の指数への連動を目指す投資信託です。

指数は英語でインデックス。ファンドとは訳すと基金という意味になりますが、ここではファンド=投資信託と考えていただいてかまいません。
ですので、インデックスファンド=指数の投資信託という意味になります。


指数=インデックスとは取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。

代表的なものでは日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)、NYダウ、S&P500といった指数があります。

例えばNYダウとはアメリカの主要30銘柄の全体の株価推移を表した指数になります。


インデックスファンドとは、これらの指数のどれかに連動するように銘柄を組み合わせた投資信託ということです。

市場の平均値を目指すような投資になりますので、短期で大きく儲けることは難しいですが投資先の市場が継続的に成長していれば長期投資をすることで大きく稼ぐことも可能です。

逆に市場平均よりもっとパフォーマンスをだそうと、リスクをとる商品を組合わせた投資信託をアクティブファンドといいます。

アクティブファンドはファンドマネージャーの業務負荷も高いため、手数料が高めです。反面、インデックスファンドは平均値を目指すあまり運用に手間がかからない商品なので投資信託の中でも手数料が安いというメリットがあります。

日本の優良銘柄全体に投資する
アメリカの主要株全体に投資する
世界の主要株に一気に投資をする

こんなことができるのがインデックスファンドです。
しかも通常一口1万円前後から購入できるので、少額でも投資できる
自動で積み立てる、配当を再投資するなど便利な機能があるのもメリットです。

そして実は指数への連動を目指す(平均値を目指す)インデックスファンドは長期で見ると多くのアクティブファンドよりもパフォーマンスがいいことがわかっています。

そのため、多くの投資家がインデックスファンドを優秀な商品であると認めています。

購入は他の投資信託同様、取り扱いの銀行や証券会社で購入することになります。

ETFとは

ETFは投資信託の一種で内容としてはインデックスファンドと全く同じです。


違いはETFは上場していてインデックスファンドは上場していないという点です。

ETFは Exchange Traded Fund の略語で日本語で 上場投資信託 と言います。

上場しているインデックスファンドがETFです。


取引所に上場しているので通常の株のように証券取引所でタイムリーに売り買いされます

投資信託、インデックスファンドは上場しておらず、価格は一日に1回しか動きません。

手数料は投資信託、インデックス・ファンドに比べ一番安いです。
最近はインデックス・ファンドもかなり手数料が下がってきましたので、あまり大きな差はなくなってきていますが、ミニマムに抑えられています。

メリット・デメリット一覧

投資信託、インデックス・ファンド、ETFの特性やメリットをまとめると下記のようになります。

投資信託インデックス・ファンド ETF
上場XX
手数料商品によるが、
アクティブは高め
安い最安
自動積立X 手動
配当再投資 X 手動
最低投資額商品による約1万円数万円〜10万円  
価格変動1日1回1日1回常にタイムリー
性格商品による指数連動を目指す指数連動を目指す

投資信託は様々な商品があるため一概にはいえません。
ただ手数料が高い商品には気をつけてください。

インデックス・ファンドとETFは内容は同じです。

インデックス・ファンドの方が積立や配当再投資という機能面のメリットがあるので、最近はETFよりもインデックス・ファンドの方が人気があるような印象も受けます。

図解:投資信託、インデックスファンド 、ETF

通常の株取引と投資信託とETFの違いを八百屋に見立てて図解して見ました。例えとして適切でない部分もありますが、あくまでイメージですのでご容赦ください。。

私は株式投資を始めた当初これらの違いをうまく理解できなかったので、できるだけ伝わりやすいようにと思っています。

まとめ

・投資信託はプロのファンドマネージャーが組み合わせた投資商品のパッケージを買うということ。

・インデックス・ファンドは投資信託の一種。指数への連動を目指す平均値を目指す商品。

・ETFはインデックス・ファンドが上場した商品。個別株と同じようにタイムリーに取引可能

・インデックス・ファンドは積立、配当再投資が自動で可能。ETFは手動になる。

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