長期投資におすすめを知りたいのだけど?
どんな商品があるの?
具体的なおすすめ商品も知りたいな
長期投資は初心者にもおすすめ
具体的な商品や投資法を開設しますね
ここでは長期投資におすすめの商品、おすすめな投資法について解説します。
長期投資とは?
資産運用、投資において運用期間は重要です。
デイトレのように一日のうちに売り買いを完了させるものと、10年以上の長い期間運用する長期投資では投資の考え方、リスクや期待できるリターンが異なります。
長期投資とは通常5年、10年もしくはそれ以上のスパンで投資を考えます。
通常長期で投資することで投資のリターンは安定します。
何に投資するかにもよりますが、例えば株は日々価格の上下を繰り返しますが長期的には企業の価値にそった価格に落ち着きます。そのため、良い企業の株を保有できれば比較的安定的に利益を伸ばせます。
安定的な成長が期待できる商品に投資すれば日々の株価を追う必要はないのでストレスがなく手間もかかりません。株式投資にあまり時間をかけられない人、かけたくない人は長期投資が向いています。
ただ長く保有していると暴落局面も必ずきます。
長期投資においてはいくつかの異なる金融商品(債権、金など)への分散投資が必須です。
そして長期保有の強みは複利が効くということです。
複利によって利益が雪だるま式に増えることになります。ただこの複利を実感するには10年15年と長い時間がかかります。その期間中ずっと株として持っておく必要があるので、お金の流動性は落ちます。
詳しくは記事:「長期投資、中期投資、短期投資 どれがいいの?それぞれのメリットとデメリットを解説」
・複利が効く
・うまくいけば利益を最大化できる
・手間がかからない
・リスクコントロールがしやすい
・損益確定に時間がかかる
・時間がかかる
・資産の流動性が落ちる
長期投資におすすめな商品
株
個人的に長期投資に一番おすすめなのが株です。特にアメリカ株です。
株と聞くとリスクが高そうと考える人もいるかも知れませんが、長期的にみるとアメリカ株のパフォーマンスはとてもよいです。平均で7%くらいの利回りを期待できます。
こちらはアメリカの平均株価(S&P500)の推移です。見事に右肩あがりです。
もちろん未来のことは誰にもわかりませんし、これまで何度も暴落しているのでリスクはありますが長期的なパフォーマンスは魅力的です。
アメリカの企業がそれだけ魅力的なビジネスを展開しているということです。
Apple, Facebook, google, Netflix多くの人が使っているサービスだと思います。アメリカ企業が元気なうちはアメリカ株への投資は全うな選択だと思います。
債権
債権も長期投資におすすめな商品です。
債権には国が発行している国債と会社が発行している社債があります。
株とは異なりちゃんと決まった期間投資すれば国や企業が破産しないかぎり元本割れはしません。
ただその分リターンは限定的です。
例えば日本の個人向け国債は3年、5年とあずけて利回り0.05%です。
預金よりはマシですが、投資と考えると少しさみしいですね。
しかし債権は株の暴落時などのクッションにもなります。
長期投資において債権を防御として保有しておくことは有効です。
金
金は政情不安、経済危機などの際に注目される商品です。
例えばコロナ後に各国政府は経済対策の為にお金をどんどん刷るわけですが、こうした場合現金の価値がだんだん目減りしてきます。
そんな中簡単に量を増やせない金は価値保存の手段として見直され価格があがったりします。
株との相関があるようであまり無いのも特徴。金を安全資産として長期運用する人も多く存在します。
リート
リートは不動産投資の一種で、配当が高いことが魅力です。
リートは利益の90%を配当に出さなくてはいけない商品で、これが高い配当につながっています。
商業ビルやショッピングモールなど不動産への投資で景気に大きな影響をうける面はありますが、配当はある程度予測できる利益ですので利益を計画できるのは大きなメリットです。
配当好きな方は検討の余地がありだと思います。
各商品の価格推移
各商品の過去12年の価格推移です。
黄色がアメリカ株、赤がアメリカのリート、オレンジが金、緑がアメリカ国債です。
その他の投資商品も検討したい方は記事「初心者向け【資産運用、投資の種類とは?】10種類比較一覧 メリット、デメリット」を参照ください。
分散投資が大事
長期投資において重要なのが分散です。
一つの商品にかけるのでなく様々な商品に投資をすることでリスクを分散することができます。
ですので、これまで紹介してきた商品を上手に組み合わせて長期運用することが望ましいです。
例えば景気がいいときに強い商品や、不況に強い商品などもあります。
それぞれの特性を生かして組み合わせ=ポートフォリオの最適化を目指しましょう。
投資信託やインデックス・ファンド、ETFなどといった商品は1つの商品を買うことで様々な商品に分散投資が可能です。
こういった商品を買うことも簡単に分散投資をする方法としてあげられます。
株初心者向けタイプ別おすすめ投資法
さてここまで長期投資におすすめの商品と分散投資をすることが大切と説明してきました。
ただ、はじめは具体的に何を買ったらよいかわからないと思います。
そこでここでは具体的にどんな投資法がおすすめかタイプ別にご紹介していきます。
できるだけ手間をかけずに資産運用を自動化したい人
資産運用はしたいけど、できる限り手間をかけたくない。ほったらかしにしたいという方にはロボアドバイザーのサービスがおすすめです。
簡単な質問にいくつか答えるだけであなたに合った商品の組み合わせを自動で作ってくれます。
月々の積み立て額を設定してしまえば後は何もしなくて大丈夫です。
ロボアドなんかに任せちゃって大丈夫?と不安になる方もいるかもしれませんが、これまで各社よい結果がでています。
ロボアドアドバイザーはいくつかありますが、ウェルスナビやFOLIO ROBO PROあたりが個人的におすすめです。ウェルスナビは2021年の春からは免税処置のあるNISAも対応が魅力的。FOLIO ROBO PROはこれまでのパフォーマンスが他社を圧倒しています。
手数料が1%かかりますが、全自動で資産運用を任せられるのであれば高くはないと思います。
自分で商品は選びたいけど手間はかけたくない人
積み立てNISAでインデックスファンド運用がおすすめ
手間はかけたくないけど、投資商品は自分で選んで決めたいという方にはインデックス・ファンドがおすすめです。
口座は税金の免除があり、つみたて可能な「 つみたてNISA 」がおすすめです。
インデックス・ファンドとは特定の市場の平均値のようなものです。
例えばアメリカの株の平均、金の平均、リートの平均など。それぞれの商品や国全体に分散投資をする手法です。
リスクが分散されますし、市場平均は下手に個別の商品を売り買いするよりパフォーマンスが高いことで有名です。
日々の株価を気にする必要はほとんどなく、長期保有も安心です。
具体的なおすすめ商品は記事:「 株初心者向け:最初に買うのにおすすめなETFと投資信託6選」
投資を今後勉強して行きたい、パフォーマンスにもこだわりたい
コア・サテライト戦略
投資を今後勉強していきたい人、平均より高いパフォーマンスを出したい人は個別商品を選んでいき自分の最適なポートフォリオをつくっていくことになります。
やり方は無数にありますが、長期投資に相性のよいコア・サテライト戦略というものをここではご紹介します。
コア・サテライト戦略とは例えば50%をコア、50%をサテライトと分類してます。
そしてコアは市場平均のインデックス・ファンドなどわりと安定した商品に投資して、サテライトはお大きなリターンを期待できる商品、例えば成長株、新興国株や場合によっては仮想通貨などに投資をします。
コアで守り、サテライトで攻めるとう戦略です。うまくいくとサテライトの商品によって平均を大きく上回るパフォーマンスも期待できます。
私は実際コアとしてアメリカのETFとシンガポールリート、サテライトとしてアメリカ成長株を買っています。銘柄が絞りきれていないところはありますが、今のところパフォーマンスには満足しています。実績はこちら。
アメリカ株でコア・サテライト戦略を取る場合はコアにETF、サテライトに成長株にするのも一案です。おすすめのアメリカETFのとアメリカ個別銘柄はこちら
まとめ
いかがだったでしょうか?
長期投資は資産を増やす上で重要な考え方です。
やり方は色々とありますが、少しづつでも積み立てながら投資を続けることでリターンも大きくなっていきます。
是非自分のあったスタイルで投資にトライしてみてください。
コメント