投資はETFやインデックファンドがいいって聞くけど、ほんとなの?
他の商品よりどんなところがいいの?
ETFは優秀な商品。投資初心者の強い味方です!
メリットとともにデメリットも解説しますね。
ETF、インデックス・ファンドは初心者にとてもおすすめな商品です。
私は実際にアメリカのETFをいくつか保有している今の所含み益と配当を受け取っており満足しています。実績はこちら
ETF、インデックス・ファンドとは?
ETFもインデックス・ファンドも投資信託の一種です。
様々な株が入った株に詰め合わせのような商品です。
どちらも特定の市場の指数に連動することを目指した商品です。
指数というのは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。例えば日経平均やアメリカのNYダウなどが代表的な指数です。
ETFもインデックス・ファンド内容としては同じですが、上場をしているか、していないかという点が異なります。
ETFは上場しており、通常の株のようにタイムリーに取引ができます。
インデックス・ファンドは上場していないので、証券会社や銀行で購入します。値は1日に1回だけ動きます。
それぞれの詳しい説明は記事:【投資初心者向け解説】ETF、投資信託、インデックスファンドの違いを参照ください。
ETF、インデックス・ファンドのメリット
小額でも分散投資が可能
投資初心者にとって、分散投資はとても重要です。
保有株が少なくいと投資のリスクは高くなります。
どんなに優良企業でも不可抗力の国リスクや天災などで株価急落することはあります。
自分で個別株を複数買って分散するとなると、それなりの資金が必要です。
個別株をいくつも選ぶ銘柄選定も簡単ではありません。
ETFやインデックス・ファンドは株の詰め合わせですので、いくつも銘柄を選んで買う必要はありません。分散投資ができます。
小額でも分散を十分に利かせられるのはETFの最大の利点です。
手間がかからない
個別株を買うと多かれ少なかれ各銘柄をウォッチする必要が出てきます。
銘柄が多いと株価のチェックだけでも大変です。
専業の方は良いですが、日中仕事があるサラリーマンには難しいです。
ETFを2、3個であれば確認に時間も取られません。自分の持っている銘柄の会社のニュースが気になってしょうがないというストレスからも解放されます。
パフォーマンスが良い
指数と連動を目指し、平均値を出すETFやインデックス・ファンドのパフォーマンスは高いです。
市場平均値なのにパフォーマンスが高いの?と疑問に思うかもしれませんが、高いのです。
実はプロのファンドマネージャーでもインデックスを超える成績を出し続けるのは困難です。
実際2000年-2015年の15年間でファンドマネージャーがETFの年間のパフォーマンスを抜いたのはわずか4回といデータもあります。ETFの11勝4敗です。
手数料が安い
一般的に投資信託と比べると手数料が安いです。
投資信託はプロのファンドマネージャーが運用して販売会社が販売する構造になっている為手数料が高めです。
ETFもインデックス・ファンドも投資信託の一種ですが、指数との連動を目指すので機械的に組み込み銘柄をきめられます。ファンドマネージャーが銘柄選定に汗を流す必要があまりないので、手数料がとても安く抑えられます。
特にETFは株式市場で直接購入できるので投資信託よりコストを抑えられます。
投資信託の手数料が平均で1.12%ETFの手数料が平均0.35%ほどです。
ETF、インデックス・ファンドのデメリット
リターンが限定的
パフォーマンスがいいと言っておいて何なのですが、、
ETFは市場平均を目指すので、短期間で株価が爆上がりして投入資金が5倍、10倍となることはまずありません。その意味では物足りなさを感じる方もいると思います。
ETF、インデックスファンドで大きく稼ぐにはある程度長いの時間が必要になります。
投資法としては積み立て長期運用が相性が良いです。
短期で資産を増やしたい人には向きません。
ETFの例
ETFは各国の株式市場全体の指数を目指すだけのものではありません。
債権やREITを対象にしているETF
アメリカや全世界を対象にしたものもあります。
セクターといって、ある業種に注力したETFもあります。下記はいくつかの例です。
VOO : VANGUARD S&P 500 ETF
最後に一つETFを例にとってどんな銘柄が実際に組み込まれているか見て見ましょう。
ここではアメリカのS&P500(主要銘柄500)の指数連動を目指すバンガード社のETF、VOOを見て見ましょう。
アメリカETFの銘柄構成はYahoo Financeで確認するのが便利です。
Yahoo Financeで検索ウィンドウに「 VOO 」と入力してHoldings というページに行って見てください。下のような画面になります。
左側のSector Weighting%というのが、このETFにどんなセクターの銘柄が組み込まれているかのセクター比率です。
VOOの場合はTechnology(情報技術)が19%で一番比率が高く、次にFinancial Service(金融系)の銘柄が15%ですね。生活必需は意外と低いですね。
セクターについては↓こちらの記事で解説しています。
同じHoldingsのページの下の方には比率の高いTOP10銘柄が載っています。
一番はApple,続いてMicrosoftですね。投資の神様ウォーレン・バフェットの会社Berkshire Hathawayも入っていますね。
VOO意外にも気になるETFがあったら是非どんな株で構成されているか中身を見て見てくださいね!
まとめ
ETF、インデックス・ファンドは指数の連動をめざす投資信託
メリット
少額で分散投資が可能
パフォーマンスがいい
手間がかからない
手数料が安い
デメリット
短期間で大きなパフォーマンスは望めない
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