
分散投資が大事って聞いたけど、やっぱり一つの銘柄に賭けるのはやめといた方がいいの? 出来るだけ早く稼ぎたいのだけれど。。
こんな疑問にお答えします。
確かに分散投資は自分の資産を守るのには絶対しておかなくてはいけない考えです。
ただ、分散投資にもデメリットはあります。
逆に集中投資もデメリットばかりでなく大きなメリットがあります。
それでは見ていきましょう。
分散投資と集中投資どっちがいいの?
先に結論です。
・今後使う予定のある着実に増やしたいお金は分散投資
・株で大きく稼ぎたいなら、最悪なくなってもいいお金で集中投資
・集中投資は大きく儲けるのに有効、ただリスクを伴うので十分は備えと勉強が必要
・分散投資は、リスクヘッジではなく「無知に対するヘッジ」ウォーレンバフェット
・集中投資は攻め、そして銘柄について熟知していてリスクを想定できている場合に可能
・分散投資は守り、もしくは投資や銘柄について知識が足りない場合に有効
分散投資のメリットとデメリット
分散投資のメリットはリスクを管理できることです。
例えばETFのように市場全体にかけてしまえば大きな間違えは起きません。
ETFでなくとも例えば異なるセクター株に分散することで業界のリスク分散をすることも可能です。
また株だけなく債権、金などの異なるアセットクラスへ分散することでアセットクラスのリスクを軽減することもできます。
これにより大きな損失を防ぐことができます。
ただリスクが軽減されるということはリターンも同じく限定的になってしまうということです。
良くも悪くもローリスク、ローリターンが分散投資です。
ですから分散投資では時間を味方につけて長期投資を行う必要があるのです。
守りには強いですが、攻めには弱いのが分散投資です。
なお、分散投資が効く銘柄数は10~20銘柄です。
過度な分散投資は無意味ですので注意しましょう。
詳しくは「 分散投資で最適な銘柄数は? 過度な分散は意味がない!」を参照ください。
集中投資のメリットとデメリット
当たればデカイのが集中投資です。
ただ失敗すると目も当てられません。
ハイリスクハイリターンです。
しかし大金持ちでない限り、株で資産を築くならば、集中投資は欠かせません。
分散投資は、リスクヘッジではなく「無知に対するヘッジ」
by ウォーレンバフェット
世界で一番有名な投資家ウォーレンバフェットの言葉です。
知識があり、リスクを予測できて管理できれば個別株への投資は賢明です。
ただこの知識をつけるのが難しいので多くの人にとって個別株は博打の要素が大きくなるのです。
例えば自分が勤めている会社はよく知っているので、自社の株を買うか買わないかの判断は割と付くのではないでしょうか?
自分の会社のように売上推移や向かっている先、社内の問題、マーケット同行がわかれば個別株への勝率は上がってきます。
集中投資をするには多くの勉強時間が必要になります。
集中投資参考記事:https://diamond.jp/articles/-/223365
分散投資、集中投資どっちがいいか
分散投資と集中投資どちらが良いかはあなたが何のために投資をしているかによります。
今後必要になる教育費や老後資金などであれば分散投資でしっかり守りを固めながら増やすべきです。
投資期間を長く持ち地道にコツコツ投資しましょう。
年利3~5%くらいが目安ですが、複利の力もあるので資金は着実に増えていくと思います。
もし株で資産を築きたいのであれば、ある程度は集中投資をする必要があると思います。
リスクがあるので、まずは少額購入して、手応えや株価の動きが腹落ちしたら勝負をするのも良いと思います。
ただ最悪なくなっても困らないお金で行うことをおすすめします。
ちゃんと時間をかけて勉強して慎重にリスクを取れば普通の人が手に入れることのできないリターンを得られるかもしれません。
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