長期投資、中期投資、短期投資 どれがいいの?それぞれのメリットとデメリットを解説 

株・投資の勉強

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一口に株式投資と言っても色々な手法やスタイルがあります。

投資期間もその一つです。
短い期間で売り買いをする短期投資を好む人もいますし、長い間保有する長期投資に旨味を見出す人もいます。

ここでは初心者向けに短期投資、中期投資、長期投資のそれぞれの特徴、メリットとデメリットをまとめました。

どれか一つを選ぶのでなく必要に応じて組み合わせることでパフォーマンスの最大化も図る投資家もいます。

是非それぞれの特徴を捉え、上手に活用してみてください。

まとめ

長期投資中期投資短期投資
期間5年以上数ヶ月〜2 年1〜数日
手法長期的に成長する銘柄を買い、利益を最大化する
配当株を好む人も多い
臨機応変、成長銘柄やトレンドにのって売買を行う
投資期間中に配当も入る
短期の値動きにベットするためチャートに張り付く
1日に何度も取引を繰り返す
メリット・複利が効く
・うまくいけば利益を最大化できる
・手間がかからない
・リスクコントロールがしやすい
・程よい期間で損益確定できる
・短期より余裕を持ってトレードできる
・短時間で大きく稼げるチャンスがある
・チャートがメインで財務や経済の知識が入らない
・何度も勝つ必要がある
デメリット・損益確定に時間がかかる
・時間がかかる
・資産の流動性が落ちる
・売買ルールを作っておかないとずるずると長期化、塩漬け・売買コストがかかる
・ゲーム性が高くなる
・株価を常にチェックする必要がある

長期投資

株を長い事保有するスタイルです。
5年、10年、それ以上のスパンで投資を考えます。

そのため長い実績と安定的な成長が期待できる株を長期保有して利益を出す傾向にあります。
配当がでる株を好む人も多いです。

日々の株価を追う必要はないのでストレスがなく手間もかかりにくいです。
株式投資にあまり時間をかけられない人、かけたくない人は長期投資が向いています。

また株価は短期的には乱高下することもありますが、長期的には企業の価値にそった株価に落ち着きます。
そのため、良い企業の株を保有できれば比較的安定的に利益を伸ばせます

ただ長く保有していると暴落局面も必ずきます。
長期投資においてはいくつかの異なる金融商品(債権、金など)への分散投資が必須です。

長期保有の強みは複利が効くということです。
複利によって利益が雪だるま式に増えることになります。
ただこの複利を実感するには10年15年と長い時間がかかります。
その期間中ずっと株として持っておく必要があるので、お金の流動性は落ちます

中期投資

長期と短期の中間で、決まった期間はないですが、感覚的には数ヶ月〜2年くらい株を保有するスタイルです。長期投資と短期投資のいいとこ取りが可能です。

短期投資のようにずっと株価に張り付く必要はないので、精神的に少しは余裕のある投資ができるます。
長期投資ほど待たずに株を売却して利益を確定できるので、自己資金の流動性も高くなります。

数ヶ月以上株を持つと企業の決算も出るので、チャートだけでなく企業決算等の内容確認も必要になってきます。

デメリットはちゃんと自分のストーリーやルールを持って望まないと、ダメ株をずるずると保有して塩漬けとなる可能性があります。
これは長期投資でもありえますが、特に中期投資では注意が必要です。
例えば株価の上昇トレンドに載って取引をするのであれば、自分の想定株価まで上がったらそれ以上の欲を出さずに利確する。下落トレンド入りしたと感じたらすぐに損切りなど。

ルールは自分なりのもので良いのですが、株価がどう動こうが決めたことを軸にトレードする必要があります。

短期投資

デイトレーダーのように株価を見ながら売り買いを目まぐるしく行います

売買頻度は高く、何度も何度も取引を繰り返し利益を積み立て行きます。

うまくいけば少ない資金でも短時間で大きなリターンを望めます。
値動きを常に確認しておく必要があり、時間と体力が必要になります。


何より利益をすぐ確定できるのが短期投資のメリットです。
また損もすぐ切れるので、単発の損は小さくなります。

ただ回数をこなすので、手数料には注意が必要です。
多くの証券会社は「取引毎」と「1日定額」の手数料方式をとっているので
必ず定額の設定で取引をしましょう。


短期投資はチャートを見ながら株価の動きを予測して、何度も売り買いを繰り返すのでゲーム性が高くなります。はじめはドキドキしていた売り買いも慣れてくると麻痺してきて気づけば大損ということも起こり得ます。


サラリーマンなど日中に時間が取れない人にはあまり向かない手法です。

おすすめは?

投資期間は状況に応じて使い分けるのが良いと思います。

投資の目的を何にするかによりますが、
例えば株で早く大きく儲けたいと考えるのであれば短期、中期投資でリスクをどんどんとるしかありません。
資産運用の一部として年利3%くらいでいいと考えるのであれば長期投資でほとんど手間はかかりません。

どちらにしても余剰金で行うことをおすすめします。

個人的にはサラリーマン家庭であれば、長期投資(ETFか優良投信)で良いと思います。
積極的に行くなら中期投資でリスクをとって(なくなってもいいお金で)取引、うまく手元資金を増やせたら長期投資へというのが理想と考えています。

長期投資はメリットが多いのですが、元手が少ないとあまり利益が出ません。
いくらお金を回せるかが勝負だったします。
そのためもしそれなりのリターンを得たいのであれば、まずは元手を増やすためにリスクをとる必要があると思います。

大事なお金です。投資はよく考えて自分の中で府に落ちてから行いましょう。

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