【嘘?】「賃貸は家賃がもったいない!持ち家は将来資産になる」ってホント?

資産運用

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新米パパ
新米パパ

家賃もったいないし、やっぱり家買おうかな~

友人パパ
友人パパ

いや、いや、家買うなんて情弱だよ!
インフルエンサーはみんな家なんか買ってないよ

新米パパ
新米パパ

え、そうなの。。

「賃貸は家賃がもったいない。持ち家は将来資産になる」は、半分本当で半分嘘です。

ここでは人生で一番大きな買い物である家の購入で間違わない為「賃貸は家賃がもったいない」という言葉について深堀りしていきます。

「家賃がもったいないから」という理由で家の購入に踏み切る前に是非一読下さい。

賃貸の家賃はもったいない?

早速ですが、賃貸で家賃を払い続けるのは勿体無いのでしょうか?

確かに賃貸の場合、家賃は消費。捨てているといってもいいでしょう。

家族住まいであれば毎月10万円以上の家賃がただ消えていくのはもったいないと感じるのも無理はないです。

しかし、では持ち家が将来資産になるかというと、必ずしもそうでもありません。

持ち家が資産になるのは買った時の値段より高くなるか、貸したときに得られる家賃収入がローン残高とその他経費を上回るときです。現在は多くの場所で地価が下がっています。今後日本は人口減少しますので、残念ながら多くの家は負債になります。


不動産投資家や専門家であれば、資産性のある物件をみるべきポイントがかわりますし、リーチできる情報も多いので勝ち目はありますが、マイホームではじめての不動産購入をする素人では負ける確率が極めて高いです。


賃貸は確かにお金がかかりますが、持ち家も資産となる可能性が高く負債となりがちです。

マイホームは負債?

Gold growing arrow with gold coin money stacks and gold bar business and finance savings investment concept background 3D illustration

例え、資産価値がそこまで落ちない優良物件を入手したとしてもマイホームは負債という考えもあります。

これはベストセラーの「金持ち父さん、貧乏父さん」で世の中に広まった考えですが、本の中では

「資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの」
「負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもの」

だと定義されています。

そして、金持ち父さんは、「資産」を増やすことに注力し、「負債」を持たないようにすることが大切だと説いています。

この考えから行くと、ローンであれ家賃であれポケットからお金を奪っていくものは資産ではないと言えます。

マイホームを資産と安易に考えるのは少し違うかもしれません。

私は実際に株や投資信託などお金を自分のポケットに入れてくれる資産を3000万円ほど保有していますが、自分が何もしなくてもお金が増えていく資産のパワーを実感しています。

資産形成に興味のある人や投資初心者の方は一度投資について学んでみることをおすすめします。

本サイトでも株式投資の解説はしていますが、今なら信頼できるプロの投資セミナーが無料ですぐに視聴できます。まずはこういったセミナーの内容で投資の大枠を掴んでみるのも有益です。

家は残る

資産にならなくても家は残る」「自分が住めば資産価値は関係ないじゃないか」と思う方がいるかもしれません。

確かに持ち家のメリットとして家が残ることは大きいです。賃貸の人は終の住処を考えておかないと路頭に迷う可能性があります。安心感が違います。

しかし自分が住んでいても購入した資産価値が低下していることに変わりはありません。含み損を抱えているか、損を確定しているかの違いです。

例えば3000万円で買った家が300万円になっていればあなたの財布から2700万円消えているのと同じ意味です。家を買わなければ他の資産(例えば株や債券など)を購入してもう少し豊かな暮らしが出来たかもしれません。


仮に何らかの事情で引っ越しが必要になった場合、貸し手や売り手がつかないリスクもあります。貸し手がいなくても固定資産税は払い続ける必要があります。10年、20年先の事など誰にも分かりません。


そして35年のローンを払い終えてやっと手に入るのは築35年以上の家です。

35年後の持ち家はメンテナンスにも手間がかかります。マンションの場合は維持修繕費やマンション内の空き住戸問題、管理費未納・滞納問題など、自分はちゃんとやっていても他人のせいで居住環境の維持が難しくなるような場合もあります。


こうして残った家にどれだけの価値を見出すかは人によります。

持ち家のリスク


すでに物件価格下落のリスクについて説明しましが、これ以外にも持ち家はリスクが多数存在します

  • ローン返済:先行き不透明な中、今の収入が30年以上継続的に確保できる保証はありません。
  • 災害:日本は災害が多いので、これもリスクです。武蔵小杉のマンションの水問題など、住んだ後に発覚しても簡単に引っ越せません。
  • 隣人トラブルや環境変化:身近なところでは隣人トラブルや近くに好ましくない施設が建ったりする可能性もあります。3,4年先ならまだしも10年、20年、30年先の環境を読むことはほぼ不可能です。

これら様々なリスクを30年以上背負うのは大きなリスクです。

賃貸は払った家賃が返ってくることはありませんが、リスクが限定的です。

嫌になったら引っ越しができるので、予測不可能なリスクを抱える必要がありせん。賃貸は資産性ゼロですが、割り切ってしまえば不動産を所有するリスクから解放され、金銭的にも物理的にも自由度の高い人生を送れます。


賃貸、持ち家の比較で大事なところは費用比較以上にこのリスクの比較です。

なぜ「家賃がもったいない!」と言われるのか?

そもそも、なぜ「家賃がもったいないから持ち家を」などということが言われだしたのかというと、その方が家が売れるからです。

マイホームの営業マンの多くは歩合制で売れれば売れただけ給与が増えます。その為できるだけ高い家を買ってもらおうと、あの手この手で攻めてきます。

その営業トークの一つが「賃貸は家賃がもったいない」という文句です。全くの嘘ではないので一見、「確かに、、」と思ってしまう為ひっかかる人が多いです。

そもそも、所有と賃貸はレベル感が異なる話しですので単純比較はできません。

これに限らず営業マンは「今は金利がやすいから」「お子さんに資産を残せます」「老後の家がなかったらどうするんですか?」など様々な営業トークで家を買わせようとしてきます。


しかし営業マンの多くは自分で家を買ったこともなければ、売った後のことなど何も気にしない人がほとんどですので口車に乗せられて購入を決めるのでなく。自分でちゃんと比較検討をしたうえで決めましょう。

まとめ


本記事では終始、持ち家を否定するような内容になってしまいましたが、私は持ち家が悪だといっているのではありません

ここまで持ち家のデメリットを並べてきたのは、あなたに住宅購入に失敗してほしくないからです。

「こんなはずじゃなかった!」を事前に減らすことで満足度の高い自宅購入ができると思いますので、購入前にできるだけリスクは認識しておくことをおすすめします。


上手に物件を選び、移動のない固定的なライフスタイルが約束されている人には持ち家は良い選択肢になると思います。安くでいい場所に買えれば資産性があるので、賃貸以上に人生の自由度があがります。


ただ「家賃は捨てるものなのでもったいない」といった理由で片付けられる問題ではありませんので注意ください。

それでは、また👋

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