【初心者向け】株式投資ファンダメンタルズとテクニカル(チャート)分析の違いとそれぞれのメリット、デメリット

株式投資
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株式投資において、株を選定する方法が大きく分けて2つあります。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。
投資家の多くはこのどちらか、もしくは両方を使い投資判断をしています。

ここでは2つの分析方法の概要について解説します。

この記事でわかること
・ファンダメンタル分析とテクニカル分析の概要
・それぞれのメリットとデメリット


こんな方に読んでいただきたい
・これから投資をしようと考えている人
・どうやって株を選べばよいかわからない

・ 投資を始める前に勉強しておきたい人

ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズ分析とは

企業の業績や財務状況を分析して企業価値を判断し、株の売買判断する方法です。


株価は企業の業績に中期的には連動すると考え、財務諸表を分析し現在の株価が妥当な金額なのか判断します。割安と判断すれば買いに動きます。


分析に使われる数字は無数にありますが、ここでは代表的なものを紹介します。

業績:会社が儲かっているか、成長しているかを確認

売上
事業の売上を確認し順調に伸びているかをみます。
投資家は売上より利益を優先しますが、利益をだすにはまず売上という源泉が必要です。

営業利益
利益が伸びているかを確認します。
市場が敏感に反応するのは売り上げではなく利益です。
同時に利益率も伸びているか同業他社と比べ優位かという点も重要です。

差別化ポイント
その企業の強み、他社が簡単にまねできないポイントがなにかを探ります。
同業他社とサービスを比較したり財務諸表からさぐったり具体的に商品をつかうことができれば使ってみるなどして探ります。


差別化ポイントは規模、固有の技術、特殊認可、乗り換えコスト、場所な多岐にわたります。

財務、キャッシュフロー:経営が安定しているか

自己資本比率
純資産のうち自己資本がどれだけの割合か。
通常40%以上なら安全と考えます。

流動比率
流動資産を流動負債で割って算出
1年以内に返済する必要がある借金を返す余裕が有るか確認できます。
150%以上が理想。100%をきってくると基本的にはお金が回りません。

有利子負債依存度
資金調達を借金に頼りすぎていないかを確認する。
50%以上なら危険です。

営業キャッシュフロー
本業の利益でお金がちゃんと回っているか確認します。
この他にも投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローもそれぞれの活動による実際のお金の流れを確認する為に使われます。

株価指標を参考にする

EPS
1株あたり利益(Earnings Per Share)の略。
利益を発行株数で割って一株当たりの利益を算出
過去のEPS値や同業他社との数値比較で株の割安度を計ります

PER
株価収益率(Price Earnings Ratio)の略
株価を一株当たりの利益で割って数値を算出して
収益に対する株価の割安度を計ります

PBR
株価純資産倍率(Price Book-Value Ratio)の略
株価を一株当たりの純資産で割って数値を算出して
純資産に対する株価の割安度を計ります

ROE
自己資本利益率(Return on Equity)の略
利益を純資産で割って数値を算出して
株主から集めた資本を使って、どれだけ効率的に利益を上げたかを示す指標です。

ファンダメンタルズ分析のメリット

  • 中長期のリスクを把握しやすい
  • 決算日など事前に価格変動が起きそうなタイミングを把握できる
  • 短期的な株価の変動はあまり気にならないので心にゆとりをもてる

ファンダメンタルズ分析のデメリット

  • 分析に時間と手間がかかる
  • 全てが正確な情報とも限らない
  • 業績が良くても株価が上がるとは限らない

テクニカル分析とは

テクニカル分析とはこれまでの値動き、チャートを研究することでトレンド(これから値上がり基調か値下がり基調か)やパターンを把握し今後の株価を予測するものです。
株式相場は意外と同じようなパターンを繰り返したり、特定のパターンが出たあとは特定の動きをすることがあります。
これらを様々な指標を使って見極めます。


テクニカル分析に関しては、当たる確率の高い行動の回数を重ねることが重要になります。

テクニカル分析の手法や指標は無数にあるのですが、ここではいくつか代表的なものをご紹介します。

ボックス

株の中には一定の値幅で上昇、下落を繰り返す銘柄があります。
箱の中で株価が動いているようなのでボックスと呼ばれています。


この特性を利用し、下値で買って上値で売るを繰り返すことで利益を上げることができます。


ポイントを知れば、株が上がっても下がっても利益ができるできるテクニカル手法となります。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の株価の終値の平均株価を線でつないだものです。期間は主に5日、25日、50日です。


複数の移動平均線をみることで短期、中期、長期的なトレンドを探ることが可能です。

上昇トレンドの際は移動平均線まで株価が落ちてきた際が買いサインと捉えます。

逆に移動平均線を大きく割り込み始めた場合は下落トレンドになる可能性があるので売り、損切の検討が必要となります。

ゴールデンクロス / デッドクロス

短期と長期の移動平均線を引いた時に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける(クロスする)ことをゴールデンクロスといいます。


相場が上昇トレンドに入ることが多く、このあと株価が上昇する期待が高まります。


その反対に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ交差した場合は、デッドクロスと呼び、相場が下降トレンドに入ったことを示します

その他にもさまざまなパターンがあります。
気になる方はこちらもどうぞチャートの読み方の解説がわかりやすくされています。https://orekabu.jp/how-to-read-the-chart/

テクニカル分析のメリット

  • 短期的な変動の予測に役立つ
  • 株価の動きを視覚的に理解できる
  • 経済に関する深い知識がなくても問題ない
  • 分析力を向上させて精密に分析することで、予測精度が高まる

テクニカル分析のデメリット

  • 決算など、突発的な出来事に対応が難しい
  • 指標が多くて初心者はどれを使えばいいかわかりにくい
  • 短期トレードになることが多く、値動きに精神が乱されがち

まとめ

ファンダメンタルズ分析
・中長期投資向け
・起業の業績、財務を確認し現在の株価の妥当性を判断

・企業分析の精度が上がれば、儲けやすい
・ただし株価が業績が必ずしも連動するとは限らない

テクニカル分析
・短期投資向け
・チャートでトレンドや値動きのパターンを研究して将来の株価を予測

・チャート分析の精度が上がれば、儲けやすい
・ただし売買頻度が高く値動きに一喜一憂すると精神的に辛い

勿論どちらか選ばないといけないというわけでなく、例えばファンダメンタルズ70%、テクニカル30%といったように合わせ技で投資判断をするのもOK。
自分にあう分析方法、指標をきめて予測をもって投資をしよう !

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