【初心者向け】移動平均線の見方、使い方

スマホで株価を確認する人の画像 株・投資の勉強

*当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ここでは投資初心者向けに移動平均線について解説をします。

株式投資において、「 何を 」買うかも大事ですが、
「 いつ 」売買するかも同じくらい重要です。

移動平均線を理解することで、売買タイミングのヒントを見つけることができます。
トレンドを捉え、今後の株価の動きをある程度予測する材料となりえます。

是非確認しておきましょう

動画はこちら!

移動平均線とは

移動平均線とは一定の期間の株価の平均を線にしたものです。
英語で Moving Averageといい、MAもしくはSMA(simple moving average)と略されます。


上がったり下がったりを繰り返す株価の方向性(トレンド)をみるために活用できます。

例えば、下降トレンドから上昇トレンドに変わったから、このタイミングで買いを入れようなどと使うことができます。

移動平均線は株価の平均値ですので、

例えば株価が5日間の間に 100 → 110 → 115 → 120 → 100 と動いた場合
5日間の平均値は  ( 100 + 110 + 115 + 120 + 100 ) / 5 = 109となります。

次の日の株価が90になったとるすると( 110 + 115 + 120 + 100 + 90 ) / 5 = 107となります。
過去5日の平均株価をどんどんつなげていくと5日移動平均線が形成されます。


過去何日間の平均株価を算出するかで平均線の性質もかわります。

アメリカ株でよく使われるのが下記です。

短期:10日、20日 価格推移に敏感、シグナルも多いが信用度は低い

中期:50日     短期と長期の中間

長期:200日    トレンドの信頼度は高いが反映は遅い

アメリカ株では基本50日と200日を使いますので、アメリカ株をやられる場合はこの2つの移動平均でみることをおすすめします。

移動平均線は期間が長い方がトレンドを捉える信頼性が高くなります

移動平均線は実際の株価の線とクロスしたときを買い時や売り時のシグナルととらえますが、

10日移動平均線は200日移動平均に比べて、実際の株価に近い位置で推移し交差する回数が多く(シグナルが多い)なります。

しかしこれらが全て正しいシグナルというわけではなく、信頼性が低めです。

200日移動平均線は長期の株価の平均ですので、株価との交わる回数はすくないですが、交わった場合(シグナル)は信頼性が高いです。

ただその分現在の株価への反応は遅く遅行していますので、本当のタイミングはもっと前にあるのが通常です。

そのため、異なる期間の移動平均線の特性をよく理解しておく必要があります

蛇足:ローソク足と移動平均線

ローソク足には日足、週足、月足があります。

日本株では様々な移動平均線が使われ
25日、75日、13週、26週、24ヶ月などの単位があります。

基本的には移動平均数は日割であれば、ローソクも日足。
ローソク足が週足なら、移動平均も週割りのものを選択します。


Mr.紳士
Mr.紳士

 移動平均線は過去のトレンドを見るのに有効!

 異なる期間の移動平均線をみてより正確に値動きを捉えよう     

移動平均線の使い方

①移動平均線の形をみる

向き: トレンドの方向性
・上向きなら上昇トレンド ( Uptrend )
・横ばいならもみ合い (Sideways Trend)
・下向きなら下落トレンド ( Downtrend)

角度:トレンドの強さ
急なほど強いトレンド

位置:相場の強さ
・移動平均線の上側にあれば強い相場
・移動平均線の下側にあれば弱い相場

乖離率:買われすぎ、売られすぎ
株価は移動平均からの乖離が大きければやがて修正されるという考えに基づき、
移動平均線から開きで割安割高を判断します。

②移動平均線と株価の関係をみる

株価が移動平均線の下にある場合、移動平均線は上値の抵抗線(レジスタンス)となります。
移動平均線を天井になかなか株価があがらず下降していく局面です。

ただ一度このレジスタンスを上抜けて上昇すると、下降トレンドから上昇トレンドに転換のサインと読み取れます。これは「買い」サインです。

逆に株価が移動平均線の上に位置する場合は、移動平均線は下値を支える指示線(サポート)となります。
上昇トレンドで、株価が下落しても移動平均線まで下がるとまた上がってきて上値更新となります。
これが移動平均を割ってくると下降トレンドへの転換、「売り」のサインとなります。

株価が平均線を上抜いたら「買い」、下抜いたら「売り」タイミングの目安!

③異なる期間の移動平均線の関係性をみる

移動平均線には複数の期間のものを組み合わせることにより、重要なシグナルを判断することができます。

移動平均線の活用法として一番メジャーなのがゴールデンクロスとデッドクロスです。

ゴールデンクロス
期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を上抜けることをゴールデンクロスといいます。
上昇トレンドへの転換と捉え、チャート分析では一番有名な買いシグナルです。

デッドクロス
逆に期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を下抜けることをデッドクロスといいます。
下降トレンドへの転換と考えられ強力な売りのシグナルになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

チャートをどれだけ活用するかは投資スタイルにもよりますが、
移動平均線はシンプルで信頼性も高いテクニカルの基本ですので、是非活用してみたいですね。

本記事が少しでもあなたの投資の助けになれたらうれしいです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました