分散投資が大事なのはわかるけど
実際どうやって分散していくのがいいの?
投資において分散投資はリスク管理のために重要です
実際どんなポイントに注意した方がよいのか解説しますね!
分散投資のやり方、4つの軸で考えよう
投資を行う上でリスク分散は不可欠です。
よく言われる話しですが、卵を一つのカゴに入れると割れたら全滅です。
実際に株を買うときは必ず上がると信じて買うのですが、
目論見が外れたり、予想不可能なイレギュラーなことも起こります。
損切りも大切ですが、まずは分散投資をどのように設計するかを考える必要があります。
ここでは分散投資を考えるにあたり参考となる4つの軸を紹介します。
①商品
株、債権、不動産、為替、金、仮想通貨等々。
投資対象は数多く存在します。
これらの特性を理解し、様々な商品に投資をすることでリスク軽減を図ることができます。
株が下がってもリートはそこまで下がらなかったり、金は上がったり。
異なる値動きをする商品を持っておくことが重要になってきます。
と言っても、なんでも手を出せば良いというものではないですし、それをお勧めしているわけではありません。
株式投資一本でも分散を効かせることは可能です。
ただ特定の投資対象が肌に合わないこともあります。
資産を増やせる商品は世の中沢山ありますので
そのことを頭の片隅に置いておいて広い視野で資産運用を考えてみましょう。
② 業界(セクター)
例えば株は、日本は36、アメリカは11のセクター分けがされています。
IT系、生活必需、インフラ系など様々ですが、同じセクター株は値動きに類似性があります。
例えば.comバブルでは個々の銘柄の業績いかんというよりも、IT系であればどこもかしこも株があがりました。
リートであれば、商業系、オフィス系、物流系などの不動産の分類があります。
こういった各商品の中の業界、分類の偏りにも注意をしたいところです。
先の.comバブルの例でいうとIT関連銘柄ばかりに投資していたらバブル崩壊後、歯止めがかからず壊滅的な被害を受けることになります。
各セクターの値動き特性は過去データも参考になります。景気耐性にも傾向があります。
純粋にあるセクターが全体的に落ち込むということもありますので、いろいろな業界に分散投資することでリスクが下げられます。
アメリカのセクターの詳細はこちらの記事をどうぞ
③国や地域
日本、アメリカ、世界など投資対象の国やエリアを分散させることでリスクの軽減が図れます。
例えば過去の日本の株式市場とアメリカの株式市場を見比べると違いは一目瞭然です。現状過去データではアメリカがパフォーマンスで優っています。それぞれの株を持っていることで国のリスクを軽減できます。
ただ外国株は為替リスクも発生しますので注意が必要です。
為替というとリスクと取りがちですが、逆に積極的に為替の益も考え投資するという考えもできます。ただ日本で暮らしていると結果的に円が必要になりますので、やはり円軸で考える必要はあります。
外国への投資は時に余裕資金(すぐに現金化が不要な資金)での投資をおすすめします。
④時間
時間も分散投資の大事な軸になります。
例えば株式投資のドルコスト平均法などは定期的に買い増すことで平均パフォーマンスを目指す方法です。
色々なタイミングで株を売買することでリスクを分散できます。
例えば100万円の元本を全て今日投資するのでなく、今日は20万円、来月20万円と5回に分けることで買いの金額にばらつきがでてリスクが軽減できます。
タイミングを見るもよし、定期的に買うもよしですが、大事なのは常に投資に回せるお金を多少用意しておくことです。
そして焦って買わないことです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は4つの分散投資の軸をご紹介しました。
分散をどの程度行うのかを検討し、自分の保有商品でちゃんと分散が効いているのか定期的に見直すことをお勧めします。
何も分散投資が絶対の正解ではないのですが、大事な資産のリスク管理には欠かせないと思います。
最適な分散投資を行い、資産を増やしましょう!
因みに私はアメリカ、シンガポールの2か国、
商品としては株とREITと保険に分散。
ETFも保有しておりバランスをとりながら投資しています。
株式投資で分散投資をするならインデックス・ファンドかETFがおすすめ!
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