ここでは、私もパネラーとして参加した、2023年5月24日に行われたシンガポールの日系最大メディアのSingalifeさん主催の「東南アジア投資セミナー」での内容を一部ご紹介します。
ご紹介する内容はフィリップ証券の佐々木さんからセミナー中にご紹介のあった証券口座管理の重要事項についてです。
シンガポール在住で投資を検討している方
オフショアでのシンガポールでの投資を考えている方
証券口座の検討をしている方
にとっては有益な内容ですので、是非チェックしてみてください。
セミナー自体はシンガポール、タイ、マレーシア3加国のリアルな視点で、株式投資不動産保険の事情を語る座談会と称して各国のユーチューバーが各自のリアルを語るもので、好評を得ていてすでに過去2回開催。3回目の開催も予定していますので、気になる方はSingalifeさんのサイトや私のTwitterでチェックしてみてください。
*本記事の内容はフィリッピ証券佐々木さんに許可を得て掲載させていただいています。
動画
フィリップ証券:佐々木豪さん
フィリップ証券 日本語デスクについて
フィリップ証券は日本語のサポートデスクがあります。
オンライン及び電話での受付で世界24の取引所へアクセスが可能。日本では取引できない多くの商品にリーチすることができます。
日本からシンガポールに移り住むときの資金や株の移管なども日本語でサポートしてもらえます。シンガポールに赴任が決まったらまず相談してみるのもよいかもしれません。
マルチ通貨機能をもっているのでUSD,SGD,JPYをそのままの通貨で置いておくことが可能です。MMFは現状4%近くで運用されているとのことです。
証券口座はシンガポール以外の居住者でも可能。口座開設も簡単なので証券口座のハードルがぐっとさがりました。
証券口座管理の重要事項
証券口座を管理する上での重要事項は上記の6点。
まず仮にシンガポール在住時にフィリップ証券で口座を開き、その後日本に帰国して口座はそのままキープ可能。日本から問題なく投資を継続できます。
ただし日本帰国後は確定申告を行う必要あるので、毎年2月くらいに発行されるAnnual Dividend Statementを確認、保存しておくことが重要。
アメリカ株の取引には配当税が30%発生する(売却時にはかからない)、ただもしシンガポール国外から投資をしている場合は一部のアメリカETFで年18%の配当税還付がある。もしシンガポール国外から投資を考えている場合は該当ETFか事前にチェックすることが重要。
社債クーポンは社債ETFは配当税の対象外。これも投資前にちゃんと対象外となっている銘柄か確認することが重要。
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