金への投資するのに
金鉱株ETFがあるって聞いたけど、どうなの?
金への投資を考えている方であれば、金鉱株への投資も興味が湧くはずです。
金鉱株はよいタイミングに入ることができれば大きく稼げる可能性もある魅力的な投資対象です。
私も実際ハーモニーゴールドという金鉱株を保有しています。
シンガポールと東京二拠点サラリーマン投資家。運用額4,000万円、年間受取配当70万円。
2018年配当の存在すら知らない状況から投資スタート。その後、投資の重要性を知り備忘録としてブログにて発信開始、最高月間4万PV。
2021年Youtube開始、2022年に「シンガポールでのお金の増やし方」を出版(レビュー★4.5)。
シンガポールの日系最大級メディアSingalifeにて継続的に投資セミナーに登壇中。
ここでは金鉱株ETFの特徴と具体的な金鉱株のETFを2つご紹介します。
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金鉱株ETFの特徴
金鉱株は金の価格推移に左右されます。
金の価格が下落すると利益が圧迫され、上昇すると大きく利益を伸ばすことができます。
金の上昇局面で社採掘コストと金価格の関係でオペレーティングレバレッジがかかり、金の価格上昇以上に金鉱株の株価が上昇します。
そのため金への積極投資を行いたい人には向いています。
金鉱株はボラティリティが高くなりがちですが、ETFで分散させることによってリスクも軽減できます。
もしもっとマイルドに金自体に投資したい場合は金のETFに投資をすることをおすすめします。
金鉱株と似たような値動きになりますが、もう少し値動きが、なだらかですので安心して持っていられるはずです。
金のETF、金鉱株のETFどちらにしても大きく言ってしまえば金に投資をしているわけです。
長期で守り資産として金のETFを少しポートフォリオに組み入れておくということであればいいのですが、もし積極的に儲けたいとの思惑から投資するのであれば買いのタイミングが重要です。
金は株とは異なり業績などの材料はありませんので、マクロ経済の理解が必要になります。
詳しくは「金への投資方法:【金投資のベストなタイミングはいつ?】金の価格が動く要因を知ろう
」を参照ください。
金鉱株ETFおすすめ2選
VanEck Vectors Gold Miners ETF (GDX)
- 時価総額:USD 14.3Billion
- 手数料:0.51%
- 主な販売会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券
( *2021年5月14日現在)
GDX ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETFは金鉱株ETFとして一番メジャーなETFです。
時価総額も1兆円を超えています。
大手の金鉱会社約50社に分散投資をしています。
金鉱株のETFを検討する多くの人がGDXを選ばれています。
構成銘柄
金鉱会社の大手であるニューモントとバリック・ゴールの比率が10%を超えておりウェートが大きいです。トップ10銘柄で63%以上を占めています。
VanEck Vectors Junior Gold Miners ETF (GDXJ)
- 時価総額:USD 5.37 Billion
- 手数料:0.52%
- 主な販売会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券
(* 2021年5月14日現在 )
GDXJ ヴァンエック・ベクトル中古型金鉱株ETF は中小規模の金鉱会社を組み込んだETFです。時価総額は6000億円ほどです。
中小金鉱企業約80社に分散投資をしているETFです。
大きな金鉱企業、例えばニューモントは金の取り扱いの他にも銅や銀の取り扱い量も多いです。
土地も機材も充分もっているので金以外のビジネスにも手を広げるわけです。
そんな中「金」だけに投資をしたい投資家は金の採掘だけをてがけている中小規模への投資をしたいと考えます。ところが、そういった企業は体力もなく経営が安定しないこともあるためETFで分散購入することを選ばれるわけです。
GDXJは中小規模の寄せ集めですので、GDXに比べて値動きが激しいのが特徴です。
その他
金鉱株関連のETFは他にもRING、GOEXといった銘柄がありますが日本の証券会社での取り扱いがありませんので、ここでの説明は割愛します。
金鉱株のETFとしてはGDX, GDXJの2銘柄で殆どの場合は満たされると思います。
GDX, GDXJのチャートとパフォーマンス比較
2016年5月〜2021年5月。過去5年のチャートです。
青:GSX, 水色:GDXJ, 紫:GLD, ピンク:S&P500
GDXが+65%に対してGDXJが48%ほどです。
どちらも金ETFのGLDに対してボラティリティが高いのがわかると思います。
コロナショックの際もGLDは底堅く動いたのに対して、GDX, GDXJは悲劇的な急落をしています。
2018年の低水準の際、コロナショックの際に勝手その後高値で売れれば大きな利益になりましたがかなり難易度は高そうです。
2010年5月〜2021年5月。過去10年のチャートです。
青:GSX, 水色:GDXJ, 紫:GLD, ピンク:S&P500
GDXが -25%、GDXJ が -53%です。
比べてS&P500は+272%, GLDは+44%です。
長期で金を持つなら金ETFにしておいたほうが良さそうです。
2010-2020年の毎年のトータルリターンです。
同じ金鉱株銘柄ですので似たようなパフォーマンス変遷ですが、GDXJの方がパフォーマンスの振れ幅が大きいのがわかります。
2011~2015年の5年間はずっとマイナスですね。この間金鉱株ETFを持っているのは辛いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は金鉱株ETFのについてご紹介しました。
金鉱株ETFは、よいタイミングで入ることができれば資産を大きく増やせる可能性がある魅力的なETFです。
しかし、もし金への長期投資をするのであれば金ETFを個人的にはおすすめします。
金ETFの方が安心して見ていられます。
金のETFおすすは「【 金ETF おすすめ3選 】ポートフォリオに組み込みたい金投資への賢い選択」を参照ください。
今回ご紹介したGDX, GDXJは SBI証券
、楽天証券
、マネックス証券
で取り扱いがありますので
ご興味ある方はチェックしてみてください。
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