ウォーレンバフェット(バークシャー・ハサウェイ)のポートフォリオ 

株・経済の勉強
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ここではウォーレン・バフェットのポートフォリオをご紹介します。

ウォーレンバフェットは言わずと知れた世界一の投資家です。
バフェットのように投資はできませんが、そこから学べる事は多いと思います。
早速見ていきましょう!

この記事でわかること

・ウォーレン・バフェットのポートフォリオ

・ウォーレン・バフェットのポートフォリオの確認方法

・ウォーレン・バフェットの近年の投資傾向

・ウォーレンバフェットの過去のポートフォリオ遍歴

・ウォーレン・バフェットのポートフォリオから学べること


ウォーレンバフェット(バークシャー・ハサウェイ)のポートフォリオ


こちらが2020年9月時点のウォーレンバフェットのポートフォリオ、全銘柄になります。

Historyをクリックするとそれぞれの銘柄のこれまでの売買経緯が見れます。
ティッカーをクリックすると現在の株価に飛びます。

HistoryStock% of portfolioSharesRecent activityReported Price*Value
AAPL – Apple Inc.43.61887,135,554Reduce 6.05%$132.69$117,714,016,000
BAC – Bank of America Corp.11.341,010,100,606$30.31$30,616,150,000
KO – Coca Cola Co.8.13400,000,000$54.84$21,935,999,000
AXP – American Express6.79151,610,700$120.91$18,331,249,000
KHC – Kraft Heinz Co.4.18325,634,818$34.66$11,286,503,000
VZ – Verizon Communications3.19146,716,496Add 151.45%$58.75$8,619,594,000
MCO – Moody’s Corp.2.6524,669,778$290.24$7,160,156,000
USB – U.S. Bancorp2.26131,137,998Reduce 0.62%$46.59$6,109,721,000
DVA – DaVita HealthCare Partners1.5736,095,570$117.40$4,237,620,000
CVX – Chevron Corp.1.5248,498,965Add 9.55%$84.45$4,095,738,000
CHTR – Charter Communications1.285,213,461$661.55$3,448,965,000
BK – Bank of New York Mellon Corp.1.1472,357,453$42.44$3,070,849,000
GM – General Motors1.1272,500,000Reduce 9.38%$41.64$3,018,899,000
VRSN – Verisign Inc.1.0312,815,613$216.40$2,773,299,000
ABBV – AbbVie Inc.1.0125,533,082Add 20.07%$107.15$2,735,870,000
MRK – Merck & Co.0.8728,697,435Add 28.10%$81.80$2,347,450,000
V – Visa Inc.0.819,987,460$218.73$2,184,557,000
BMY – Bristol-Myers Squibb0.7733,336,016Add 11.23%$62.03$2,067,833,000
LSXMK – Liberty SiriusXM Series C0.7043,208,291$43.51$1,879,993,000
SNOW – Snowflake Inc.0.646,125,376$281.40$1,723,681,000
AMZN – Amazon.com Inc.0.64533,300$3256.93$1,736,921,000
MA – Mastercard Inc.0.604,564,756$356.94$1,629,344,000
WFC – Wells Fargo0.5952,423,867Reduce 58.84%$30.18$1,582,152,000
STNE – StoneCo Ltd.0.4414,166,748$83.92$1,188,873,000
KR – Kroger Co.0.3933,534,017Add 34.25%$31.76$1,065,040,000
STOR – STORE Capital Corp.0.3124,415,168$33.98$829,627,000
RH – RH0.291,732,548Add 1.42%$447.52$775,350,000
TMUS – T-Mobile US Inc.0.265,242,000Add 117.23%$134.85$706,884,000
SYF – Synchrony Financial0.2620,128,000$34.71$698,642,000
AXTA – Axalta Coating Systems Ltd.0.2523,420,000$28.55$668,641,000
LSXMA – Liberty Sirius XM Series A0.2414,860,360$43.19$641,819,000
GL – Globe Life Inc.0.226,353,727$94.96$603,350,000
MMC – Marsh & McLennan0.184,267,825Add 26.77%$117.00$499,336,000
LBTYA – Liberty Global Inc.0.1618,010,000$24.22$436,202,000
TEVA – Teva Pharmaceutical Industries Ltd.0.1542,789,295$9.65$412,916,000
SIRI – Sirius XM Holdings Inc.0.1250,000,000$6.37$318,500,000
SU – Suncor Energy Inc.0.0913,849,207Reduce 27.87%$16.78$232,390,000
BIIB – Biogen Inc.0.06643,022$244.86$157,450,000
LBTYK – Liberty Global Inc. C0.067,346,968$23.65$173,756,000
PG – Procter & Gamble0.02315,400$139.14$43,885,000
JNJ – Johnson & Johnson0.02327,100$157.38$51,479,000
MDLZ – Mondelez International0.01578,000$58.47$33,796,000
VOO – Vanguard S&P 500 ETF0.0143,000$343.70$14,779,000
LILAK – Liberty LiLAC Group C0.011,284,020Reduce 10.22%$11.09$14,240,000
LILA – Liberty LiLAC Group A0.012,630,792$11.13$29,280,000
SPY – SPDR S&P 500 ETF Trust0.0139,400$373.88$14,731,000
UPS – United Parcel Service0.0059,400$168.40$10,003,000
ソース:https://dataroma.com/m/holdings.php?m=BRK

下記トップ6社がポートフォリオの80%以上を占めています。

アップル
バンクオブアメリカ
コカ・コーラ
アメリカンエクスプレス
クラフト・ハインツ
ベライゾン

中でも一番保有比率の高いAppleが43%以上と非常に大きなウェイトを占めています。

バフェットがいかにAppleを信頼しているかが伺えます。


セクター比率です。

アップルへの比重が高いため、テクノロジーセクター比率が44%と半分近くの数値になっています。

次に大きいのが金融(バンクオブアメリカ、アメリカンエクスプレス、USバンクコープなど)

続いて生活必需(主にクラフト・ハインツ、コカ・コーラなど)

ヘルスケア(ダヴィータ、アッヴィ、メルクなど)となっています。

市場全体と比較してもテクノロジー、金融、生活必需への比重がかなり大きいです。

逆にヘルスケア、通信、一般消費材、資本財への投資はかなり限定的ですね。

ウォーレンバフェットのポートフォリオの確認方法

バフェットのポートフォリオは様々なサイトで閲覧可能ですので、「 Warren buffett portfolio 」とググればすぐに出てきますが、いくつか閲覧が簡単なサイトを載せておきます。

https://warrenbuffettstockportfolio.com
この記事のポートフォリオもこのサイトから引用しています。
書く銘柄の過去の売買履歴が見れるので重宝してます。
ジョージソロスなどほかの有名投資家のポートフォリオも確認できます。

https://www.gurufocus.com/guru/warren+buffett/current-portfolio/portfolio
保有株がヒートマップのようにみれたり、売買も視覚的にみれるように工夫されたサイトです。
ただ情報をすべて見る為には会員登録が必要です。
こちらも様々な投資家のポートフォリオを検索できます。

ウォーレンバフェット、ポートフォリオの近年の動向

2020年3Q → 2020年4Qの動き

2020年3Qからの大きな動きは下記。

売却銘柄

・Apple : 5716万株 売却(約 74億ドル) – 6.05%

・GM : 750万株 売却(約3.1億ドル)- 9.38%

・Wells Fargo: 7495万株 売却(約22億ドル)-58.84%

・Baric Glod : 1200万株 売却 ( 約3.3億ドル)すべて売却

購入銘柄

・Verizon : 1.4億株購入(約85億ドル) + 151.45%

・Merck : 629万株購入(約 5億ドル) +28.10%

・Chevron : 422万株売却(約 3.5 億ドル) + 9.55%

・Abbvie : 426万株購入 (約 4.5億ドル)+20.07%

金への投資

ウォーレン・バフェットは長らく「金はただの石で何の価値も生み出さない」として、金への投資に否定的な立場をとっていました。


しかし2020年2Qに5.6億ドルほど金鉱株バリックゴールドを買い付けていました。

その後3Qで1.5億ドル以上を売却、4Qで残りの3.2億ドルほを売却し、すべて売却しました。

金やコモディティ

日本の商社への投資

先ほどのポートフォリオはアメリア株のものなので、のっていませんが、昨年日本の5大商社に6000億円以上の投資をしたとのニュースがありました。

真意はわかりませんが、2つ大きな理由があるのではと思います。

一つは商社のビジネスモデルの変革により現在の割安から再評価が起こる可能性

もともと商社は仲介業としての商売をしていましたが、昨今では従来の貿易商業機能に加え投資会社のようなビジネスが大きくなってきました。こういったビジネスの変革がバフェットに魅力的に映ったのかもしれません。

そして多くの商社は高配当だが人気はなくPERも低め、PBRも伊藤忠以外は0.8を下回る低水準でした。住友商事に至っては0.6倍代と、株価は1株当たり純資産を大きく下回る数値でした。

この低水準株がビジネスモデルの変革(コングロマリットの再編含め)により見直される可能性を感じているのではないでしょうか。


二つ目は、資源関連への投資です。

商社のビジネスの大きな部分は資源関連ですので、資源価格が上がれば業績がよくなります。

2020年まで株は絶好調でしたが、2021年の見通しは決して楽観できるものではありません。今後株からコモディティ、資源にお金が流れることを考えての資源への投資と考えることもできます。

買い:ベライゾン、ヘルスケア 売り:アップル、銀行

2020年4Qで一番大きな動きはアップルを売って、ベライゾンを買った動きです。

アップルを割高、ベライゾン割安と判断してのことと思います。それぞれ80億ドルほどの取引をしています。

また AbbVie, Merck, Bristol-Myers といったヘルスケア銘柄を積極的に買っています

反対に売却した銘柄ですが、Wells Fargo、US Bancorpといった金融株も売却をさらに進めています。 

銀行は長らく安定成長、高い配当をだしてきましたが、今後テクノロジーに淘汰されると感じているのかもしれません。


その他テクノロジー株、生活必需株は特に大きな動きはありません。

これまでのポートフォリオ ( 1980 – 2020)

過去5年のウォーレンバフェットポートフォリオトップ10銘柄になります。

Rank201520162017201820192020
1Wells FargoKraft HeinzWells FargoAppleAppleApple
2Kraft HeinzWells FargoKraft HeinzWells FargoBank of AmericaBank of America
3Coca-ColaCoca-ColaApple Bank of AmericaCoca ColaCoca Cola
4IBM IBMCoca-ColaKraft HeinzWells FargoAmerican Express
5American ExpressAmerican ExpressBank of AmericaCoca ColaAmerican ExpressKraft Heinz
6Phillips 66Phillips 66American ExpressAmerican ExpressKraft HeinzMoodys Corp
7Procter & GambleU.S. BancorpPhillips 66US BancorpUS BancorpUS Bancorp
8Wal-Mart Moody’sIBMPhilips 66JP Morgan ChaseCharter Communications
9U.S. BancorpCharter CommunicationsU.S.BancorpMoody’s CorpMoody’s CorpDavita Healthcare
10DaVita HealthCareDaVita HealthCareMoody’sBank of NYDelta Air LinesWells Fargo

バフェットというとバリュー株の長期投資というイメージですが、毎年保有株の比率は結構動いています。特に2017年以降は動きが速い気がしています。

ポートフォリオから学べる3つのこと

集中投資

“Diversification is protection against ignorance. It makes little sense if you know what you are doing.”

「 分散投資は無知の代償、もし自分の投資について理解が深いならあまり意味はない」

ウォーレンバフェットは分散投資は投資しているビジネスについて無知だからとるざるを得ない手段だとしており、パフォーマンスを求めるなら集中投資であるとしそれを体現しています。

常に5銘柄ほどで50%以上を構成し、残りを分散投資することでパフォーマンスをだしています。

当たり前なのですが、市場に広く分散投資していては市場平均以上のパフォーマンスを出すことは難しいということですね。

長期保有

“Our Favorite Holding Period Is Forever.”

「我々は永遠に保有することも好む」

ウォーレンバフェットはよい株を安くで買って長く保有することで知られます。

事実、CocaCola WellsFargo American Expressといった株は25年以上も保有しています。25年は想像するより長い期間です。

これらは間違いなく優良株ですので、こういった銘柄を参考に投資をするのもありかもしれません。

ただバフェットをそれを割安で買っているので買い時には注意が必要ですね。

また、何も盲目にホールドをしているわけではなく、未来がない銘柄は売却をしていっていますので、もしバフェットをフォローするなら買う時だけでなく売りにも注目したいですね。

長期保有をしていた銘柄も 2019 USG、2018 IBM、 2017GE など次々に売却をしています。

バフェットを全部まねしたいならバークシャーハサウェイに投資するのもありです。

世界の時流

銀行株の売却、テクノロジー株の保有。日本の商社への投資。

ウォーレンバフェットがなぜこういった投資をこのタイミングをするかを考えることがとても勉強になります。

ウォーレンバフェットの投資理由など計り知れませんが、それを考え、未来を予測することが投資脳を鍛えると思います。

超一流の手がすべて公開されているのですから、できる限りを学びたいですね。

まとめ

・バフェットのポートフォリオの44%はアップル
上位5銘柄はバンクオブアメリカ、コカ・コーラ、アメリカンエクスプレス、クラフト・ハインツ

・テクノロジー株の比率が高く、近年は銀行株は売られている。
 最近ヘルスケアへの買いも目立つ。

・4~5銘柄への集中投資、残りは広く分散されている

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