株の急落に慌てないための3つの備え 

株・投資の勉強

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1月に中国で端を発したコロナウイルスが世界的な感染拡大を続けおり、現在世界的に株価が暴落しています。

株価は日々続落しており、未だ底が見えない状況。

私は株式投資を2019年10月から始めていますが、今回初めて体験する下落相場で色々と学びがありましたのでメモをしておきます。

コロナウイルスと株価の現状

コロナウイルスは2019年1月に中国の武漢で感染が確認され、その後物凄いスピードで拡大しています。

2/28 現在の感染者と死者数

中国で7.8万人を超える感染者、2700人以上の死者
その他、世界52か国で 3600人以上50人以上の死者
致死率は3.4%

WHO発表の数値

過去SARSと比べて致死率は低いもののその感染スピードは比べ物にならないくらい早く、未だ感染拡大が続いています。

予防としては

  • 石けんによる手洗い
  • 手指消毒用アルコールによる消毒
  • できる限り混雑した場所を避ける
  • 十分な睡眠をとる

厚生労働省HPで記載があります。

皆さんくれぐれもお気をつけください。


そして株価ですが、
1月~2月初めまでは株価はこれまでの水準を保っていたものの、

その後アップルがコロナの影響でiPhoneの供給に制限がかかる(iPhoneが作れない)ため「3月四半期としていた収益に関するガイダンスの達成は期待できない」と発表。

1月末の下げは2月頭に一旦持ち直したのですが、

2月中旬には感染がヨーロッパやカナダ、アメリカにも広がったこともあり、2月19日からアメリカ株が続落。

昨日2月27日にダウ平均1190ドル下落(1日の下落幅としては過去最高)

今週に入ってからの値下がり率は11.5%

「これほどの値下がり局面はリーマンショック直後の2008年10月以来だ」とアメリカメディアが伝えています。
日本株もこの1週間で9%の下落


世界同時株安となっており、なかなか落ち着かない相場となっています。

私は昨年10月から株式投資をして今回が初めての下落相場です。

1月中旬からこれまで株価の上下にかなり精神を揺さぶられています

含み損が出たことに動揺したり、あまり賢くない買いに動いたりと落ち着かない日々を過ごしています。


ここでは、その中で学んだことを株価急落時の今後の教訓として3つメモをしておきます。

教訓1:絶好の買い相場に備え現金を準備せよ

私は2019年10月にアメリカ株とシンガポールREITの投資を始めたのですが、2019年10月から2020年1月までの4カ月間アメリカ株もシンガポールREITも好調でずっと右肩上がりでした。

常に過去最高を更新するアメリカ株は割高感があったのですが、資産を形成していくには買っていく他なかったので多少高いと思いながらも購入をしていました。

それはそれで悪いことではないのですが、株価が下がり絶好の買い相場を迎えた 今 、現金がすこし心許ないです。

ずっと下落相場を待ちながらも、いざきた時にさほど突っ込める現金がないという意味不明な状態です。(笑)


億り人になっている株式投資家さんを見てると下落相場で資金を突っ込んで財をなしている方が少ないくないので、やはり急にくる下落相場で突っ込めるキャッシュを用意しておくことが大事ですね。

今後はまずは100万円くらい買い相場の準備金を確保をしておきたいなと思います。
多少現金比率を落とすことも考えています。

チャンスを生かせる資源を確保することこれが教訓1

教訓2:アセットアロケーションは適切か

これまでずっと相場が良かったので保有銘柄全て含み益が出ていましたが、ここ数日の続落で含み損を抱える銘柄がいくつか出てきました。

焦ってはいませんがやはり実際に含み損が出ると気がかりなものですね。。
そこでこう言った下落相場の影響を受けない資産を持っておくことが大事かなと思いました。

こちらが現在の私のアセットアロケーションです。

今回各商品の影響は

  • アメリカ株:直撃、株価全て下落、含み損転落多数。
  • シンガポールREIT:影響大、価格全て下落、含み損転落多数。
  • 保険 : 影響なし、元本保証の積み立て型ですので無傷
  • 仮想通貨:影響なし、最近は若干のプラス

株と不動産が影響を受ける中、仮想通貨は全く影響を受けませんでした。

仮想通貨は、まだ信用面に疑問もあり保有はわずかですが、こう言った景気影響を受けにくい利点が再発見できました。まだどこまで買うかは決めていませんが、買い増しを検討します。

保険はシンガポールで入ったもので現在年率4%強で回せています。
株がうまくいって含み益が出ているときはこの保険がじれったく感じていましたが、含み損が膨らみつつある下落相場では安心材料になります。

やはり分散投資、補完し合うアセットアロケーションが大事だと身に染みました。

株のリスクヘッジに成りうる資産は?

今後リスク分散も含めて債権、金への投資も検討しようかと思っています。

こちらは直近6カ月の金と株と債権の価格推移です。
金(ETF)=青
株(S&P500,ETF)=水色
債権(米国中心、ETF)=紫
REIT(米国、ETF)=ピンク

今回の下落に対して株と同様に打撃を受けているのが不動産です。

そして影響がないのが債権です。少し上昇しています。

金は株との相関関係があまり見られず、値を下げてはいますが影響が限定的です。

ですので株のリスクヘッジとして金と債権が使えそうです。
そして現在ジリジリ上昇している仮想通貨も候補です。

アセットアロケーションはリスクがちゃんと分散されているか再度確認をします。

教訓3:あせるな

5カ月間ずっと右肩上がりのいい相場しか見ておらず、なかなか買いにくい時期が続いていたので1月末に株が下がった時には飛びついて株をいくつか買いました。

これまで手を出したことのないレバレッジETFのTECLにも手を出しました。

しかし株価はその後も続落をけており購入した銘柄はすでに含み損になっております。
購入したタイミングは別に良かったのですが、下落局面でレバレッジETFを買うべきではなかったと思っています。
完全に「割安になった!これから上がるから一気にレバレッジをかけて!」と欲に目がくらみました。
おかげで含み損でレバレッジがかかっています(涙)

底値で買う事は難しいとしても

株価がどんどん落ちている時は少し相場を静観する余裕を持ちたいと思いました。

無駄に取引をしない、知っている銘柄を買う。

まとめ

自分は長期保有をベースとしているので短期的な含み益や含み損は気にしません。
と言っておきながら、今回の急落で精神が乱れに乱れました。


今は少し落ち着きましたが、また来週からどうなるか分かりませんが、焦らず自分のできうるベストな判断をして資産を増やそうと思います。

3つの教訓
  • 絶好の買い相場に備え準備金を用意する
  • ポートフォリオはリスク分散が効いているか再確認
  • 焦らない

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