Capitaland Mall と Commercial が統合 Capitaland Integrated Commercial Trust取引開始
今月の11月3日から C38U:Capitaland Intergrated Commercial Trust (CICT) の取引が開始されました。
CICTはCapitaland Mall(CMT) と Commercial CCT)の2つ が統合してできた新しいリートです。
CMTの保有するシンガポールにある15のモールとCCTの持つシンガポールとドイツの10オフィスビルがCICTのリート組込み物件となります。
リートを大きくすることにより経営効率をあげるのが狙いと考えます。
C38U: Capitaland Intergrated Commercial Trust (CICT)
基本情報
時価総額12.9Biliion SGDでこれまで最大であったA17U Ascendasを抜いてシンガポール最大のリートとなりました。
配当は6.26%と高水準ですが、これはコロナによる大打撃を受けており値が下がっていることが影響しています。高配当だからといってあまり喜べる状況ではないです。
ただ今後コロナ収束を見越して今仕込むのはありかもしれません。
チャート
11月の取引開始からの値動きは悪くないので、基本的に統合は成功。
投資家からも支持をされているということでしょう。
ちなみに統合に際しては投資家による投票があったそうです。
物件
保有物件はオフィス、モール、混合が30%ずつ
オフィスはどれも超一流オフィスビルですね。
モールもおなじみのモールが並びます。
混合といのはFunanやSingapuraといったオフィスとモールが合体した物件です。
ですので、ザックリ50%オフィス、50%モールと考えてもよいかと思います。
所感
私はこれまでCCTのリートを保有していましたが、この統合によりCICTに切り替わりました。
これまで、あえてモール系リートへの投資は避けていたのですが、こんな形で持つことになるとは思いませんでした。。
私はシンガポール5年以上住んでいますが、コロナ前から何となくオーチャードを筆頭にモールの活気がいまいちな気するんです。。
個人的にはあまり嬉しくない統合ですが、それでも優良リートではあるので今のところ継続保有と考えています。
ただCapitalandの物件がダメならシンガポールは結構危機的状況かと思いますので、細かいことは考えなくてもよいかもしれませんが。。
それでは、また
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