
アメリカETFのVOOとVTIどっちに投資しようか迷ってるんだけど、どっちがいいの?

非常に似通った銘柄ですが、若干の違いもあるので解説しますね
VOOとVTIはアメリカの市場全体に分散投資をするETFです。
どちらも非常に優秀な商品で取引量も多く、人気が高い銘柄です。
かなり似通った銘柄ではありますが、細かい違いはありますのでここではVOO、VTI両者の違いを解説します。
投資の参考に活用いただけばと思います。
VOO vs VTI どっちに投資したらいいの?

初めに結論から言うと、過去の推移をみる限り下記となります。
- どちらも非常に似通っていて大差はない
- 株価のパフォーマンス重視であればVTI
- 配当利回り重視であればVOO
- マーケット全体に分散投資したいならVTI
- S&P500の大型銘柄のみに分散投資したいならVOO
- どちらも優秀なETFで長期投資に向いている
VOO、VTIは非常に似通っており、どちらも優秀です。
株価のフォーマンスは若干VTIがよく、配当利回りは若干VOOがよいです。
VTIは分散がVOOよりも効いていて中小型株にも投資します。もし大型株のみの分散にとどめておきたいのであればVOOの方がよいでしょう。
VOOとVTIの比較まとめ

次に比較まとめです。
- VOO と VTI はどちらも資産総額20兆円を超える超メジャーETF
- VOO は時価総額の大きい大型銘柄への投資、VTIは中小型銘柄もカバーする
- VOOはおよそ500銘柄、VTIは約3500銘柄に投資
- VTIはVOOよりほんの少しボラティリティが高い
- 長期的に見るとVTIのほうがほんの少しパフォーマンスがよい傾向にある
- 過去の配当推移をみるとVOOの方が配当利回りが高い
- 経費率はどちらも0.03%
- どちらも優秀
VOOとVTIの比較

基本情報
VOO | VTI | |
資産総額 | USD 254.4 Billion ( 約28兆円 ) | USD 271.4 Billion ( 約 30 兆円 ) |
インデックス | S&P500 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
銘柄数 | 510 | 3781 |
経費率 | 0.03% | 0.03% |
配当利回り | 1.34% | 1.26% |
組入銘柄数の比較
VOOの組み込みは510銘柄、VTIは3781銘柄ですので、分散投資の意味ではVTIの方が広く分散が聴いています。
上位10社の組入は下記です。

組み込み銘柄のトップは10はどちらも変わりませんが、VTIのほうが分散している為各銘柄への割合が低くなっています。
組入銘柄のセクター分布

セクター分布です。こちらも似通っていますが、VOOのほうが金融、情報通信の割合が若干高く、VTIは不動産、工業セクターが少し高めです。
チャート比較

VOOが青、VTIが緑です。
ほとんど同じ値動きをしています。
違いがわかりにくいのでパフォーマンスを数字で追ってみます。
株価パフォーマンス比較

過去10年のパフォーマンス比較です。
ほぼ同じですが、細かくみると若干VTIの方がボラティリティが高く、パフォーマンスもでていることがわかります。
これは中小型株はサイズが小さいので高い成長率をだしやすく、大型株をアウトパフォームすることが多いためです。逆もしかりで、何かあると体力がないので困窮したりします
VTIは中小型株を組み込んでいるためVOOよりはボラティリティが少し高くなります。
配当利回りの比較

過去の配当利回りの比較です。
配当利回りは過去10年VOOの方が高いことがわかります。
VOOは配当で利益を吐き出しており、VTIは株価で答えているという見方もできると思います。
まとめ:VOOとVTIどっちがいい?

VOO、VTIどちらがいいかは人によります。
配当を少しでもほしい人、もしくは大型株にのみ投資したい人はVOOがよいと思います。
株価のパフォーマンスを少しでも重視したい、できるだけ広く分散したいという人にはVTIがおすすめです。
また現在の保有株にも多少影響受けます。仮にすでに個別株で中小型株を保有している場合はS&P500の大型銘柄へ限定したVOOに投資した方がよいという考え方もできるかと思います。
ただ両者細かい違いはあるものの、大きな違いはありませんので極論どちらに投資してても大きく間違えることはありませんどちらも長期保有できる優秀なETFです。
私自身はVOOに投資をしています。利益もでていますし安心してみて入れられるので重宝しています。
本記事が少しでもあなたの投資の参考になれば嬉しいです!
それでは、また!
アメリカ市場は長期的みてに世界で一番リターンを出している市場。
2019年時点でのこれまでのリターンは年率10.1%!歴史を振り返ると投資の正解はアメリカ株!

アメリカ株取引手数料が0円!アメリカ株ならDMM株
アメリカ株の手数料は日本株と比べても割高なので少しでも安く抑えたいところ。
DMM株ならアメリカ株を手数料完全無料で取引できます!
・口座管理、維持費
・入金手数料(クイック入金をご利用の場合)
・出金手数料
すべて無料!
NISA(少額投資非課税制度)口座にも対応
簡単シンプルで使い勝手がよいアプリや24時間のサポートで初心者にも安心です。
無駄なコストを削減するのが投資成功の第一ステップです。
アメリカ株やるならDMM株で取引しよう!
こちらのボタンをポチッとクリック!
↓簡単シンプルな口座開設↓
マネックスの「銘柄スカウター」で世界の優良企業に投資しよう
アメリカ株をやる上で必ず利用したいのがマネックスの「銘柄スカウター米国株」!
日本株と比べて情報の少ないアメリカ株、英語の情報はちょっと、、という方にはマネックス証券が提供する銘柄分析ツール「銘柄スカウター」がおすすめです。
・過去10期以上の企業業績をグラフ表示
・配当の通期、四半期データの表示
・過去10年の業績をスクリーニングできる「10年スクリーニング」
・業界の最新ニュース
など、とにかく圧倒的な情報量とみやすいグラフ化が有益
通常何時間もかかるような情報収集がマネックスなら数分で可能。
これから株をはじめる初心者も株の勉強になるので、株式投資をするならまず登録したいサービス。
「銘柄スカウター米国株」マネックス証券で口座開設した上で、「外国株取引口座」を開設することで利用できます。
こちらのボタンをポチッとクリックで口座開設、企業分析を簡単にやろう
↓アメリカ株式投資には必須ツール↓
コメント