ここでは株式投資初心者向けに
アメリカ株式投資において欠かせない、
銘柄の分析に使える便利なサイト
をご紹介します。
ファンダメンタルズ分析にもテクニカル分析にも使えるサイトです。
各サイトのサンプル画像付きで解説していますので
是非ご一読頂きご活用下さい!
アメリカ株式投資の銘柄分析に役立つサイト7選
Oxford Capital/Income Letter
Oxford Clubはアメリカのボルチモアに拠点を持つ、1989年創業、30年の歴史のある金融リサーチ機関です。
世界120カ国以上に顧客を持ち、毎月20万人以上の個人投資家に有料で市場の動向や推奨株式のレポートを提供する、米国で最も大きな金融出版グループのひとつです。
Webサイトからも情報はとれるのですが、おすすめは無料のメルマガです。
種類が2つありますので、まずは気になるどちらかの無料レポートを読んでみるととても参考になります。
①オックスフォードキャピタルレター 無料レポート
株を安く買って高くうること(キャピタルゲイン)を狙ったおすすめ銘柄のレポートです。比較的短いスパンで大きい利益を狙いたい人向けです。リスクが多少高くなる傾向があります。
②オックスフォードインカムレター無料レポート
優良株をできるだけ長く保有して長期に渡り安定的な配当益(インカムゲイン)をねらうレポートです。大きな儲けよりも毎年配当による収入を得たい人向けです。
Yahoo Finance
Yahoo Financeは各指標を網羅している基本のサイトです。
日本のサイト 「 finance.yaho.co.jp 」ではなく
アメリカのサイト「 finance.yahoo.com 」を参照ください。
情報量がアメリカサイトの方が格段に多いです。
英語サイトにはなりますが、何度か見ていくうちに慣れてきますので心配ないと思います。
サーチボックスに企業名もしくはティッカーを入力するとこのようなトップページになります。
こちらは例としてGoogleのAlphabet社の画面です。
株価の下にあるタブで情報を切り替えることができます。
これは同じトップページの右下の方にある過去のEPSのコンセンサス予想と結果を図解したものです。とてもわかりやすくて参考になります。
赤丸はコンセンサスを下回った場合、緑丸が上回った場合です。
こちらはチャートの画面です。
「+Comparison 」というところをクリックして比較したい株の企業名もしくはティッカーを入れるとチャートの比較ができます。画面はgoogleとFacebookの比較チャートです。
非常にシンプルでみやすいので、私は大体チャートの比較はYahooFinanceを使っています。
Morningstar
YahooFinanceと同じように各指標を網羅しているサイトです。
こちらも日本のサイト 「 morningstar.co.jp 」ではなく
アメリカのサイト「 morningstar.com 」を参照ください。
Yahoo Financeと情報はかぶるのですが、Morningstarの方が見やすい情報がいくつかあります。
有料版もありますが、ここでは無料版の解説です。
左上のサーチボックスに企業名もしくはティッカーを入力すると、このようなトップページになります。
企業名の下に情報タブがありますのでここで情報切り替えできます。
尚、Morninfstarは過去10年分の数字を一覧でみれる便利な画面があります。
トップページのKeyRatioをクリックして、下にでてくるFull Key Ratio Dataをクリックするとみれます。
こちらが10年分のデータです。
これまでの経営データが一枚でみれるとても見やすいデータです。
Excel出力もできます。
こちらはFinancialsタブの画面です。
Morningstarはほとんどの財務指標をグラフ化していてぱっと視覚的に理解できるのがとてもいいです。
私は気になる企業の財務指標はもっぱらMorningStarを使って勉強しています。
Finviz
Finviは各銘柄の財務指標を確認できる上に、株のスクリーニングができるサイトです。
例えば時価総額、配当、PER、EPS成長率、業界など様々なスクリーニングができます。
そしてMapというこれも他にない面白い機能があります。
お目当ての銘柄の分析を行いたい場合は左上のサーチボックスに企業名かティッカーを入力します。
サーチボックスのすぐ下にタブが並んでいます。
上の画面は Screener タブの画面です。スクリーニング内にもDescriptive, Fundamental, Technical というタブがあり、スクリーニングをかけたい内容からタブを選びます。
上の画面はPERを30以下にした例です。
例えば、
「 ヘルスケアセクターで配当が3%以上 」とか
「 ITセクターでPER30以下とか」とか
色々といじっているだけで結構気付きがあるかと思いますので、是非サイトのぞいてみて下さい。
これは Map というタグのページの一例です。
これはS&P500の昨日からの値動きが一目でわかるように図解したものです。
面積の大きさは時価総額の大きさと比例しています。
Microsoft, Apple, Amazon, Googleの存在がいかに大きいかがわかりますね。
緑は昨日から株価が上がった銘柄
赤は昨日から株価が下がった銘柄
です。
セクター毎に位置付けられているので、例えば金融だけ赤であれば金融セクターが下がっていると一目でわかります。とても便利なマップです。
S&P500以外にも世界全体をMapも表示できます。
Teletrader
Teletraderはこれまで紹介したどこよりも情報が多いサイトです。
株だけでなく、為替、為替、債券、コモディティなどあらゆる指標を見ることができます。
また最新ニュースなどもチェックでき情報感度が非常に高いサイトです。
チャートの細かい分析も可能、スクリーニングもできると、できることはとても多いのですが、その分初心者は少しとっつきにくいかもしれません。正直私はまだあまり使えていません。
使いこなすことができれば最強のサイトかもしれません。
携帯アプリもあり、このニュースはとても便利です。
これがトップのマーケットの画面です。
左側に情報タブが並んでいます。
右側にずらっと並んでいるのは世界の株式市場の動きです。
株以外も金や債権、為替情報も同じ画面をスクロールしていくと確認できます。
マーケットの数値をこれだけ一画面で網羅しているサイトは他にありません。
googl (Alphabet)をサーチした画面です。
右上のタブを切り替えることで各指標の確認ができます。
チャートはかなり細かく動かせそうです。
とにかく出来ることがとても多いサイトです。
合う合わないがあると思いますが、一度いじってみると新しい発見があるかもしれません。
Trading View
長期のチャート情報が欲しい時に便利です。
Yahoo Finaceでも得られるのですが、例えば金(ゴールド)の過去チャートを見ようとした時にYahoo Fianceでは2000年までしか遡ることができませんでしたが、Trading Viewでは1980年まで遡りS&P500と比較するなどが可能でした。
チャートはとても見やすく使いやすいので、チャートの確認には便利です。
buyupside
個別銘柄の過去のトータルリターンをチャートでみれて、2銘柄まで比較ができるサイトです。
トータルリターンとは総合的な収益ではキャピタルゲイン(売却益)だけでなく、 再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。
通常のチャートはキャピタルゲインのみですので、配当が高い銘柄と無配の銘柄どっちのリターンが高いかが一見わかりにくいです。
このサイトでそういった銘柄を比較してトータルのパフォーマンスをパッと見ることができます。
配当再投資前提ですので、配当を再投資されない場合はその点留意しておく必要があります。
ETFのトータルリターンをチャートで見れるサイトはいくつかありますが、個別銘柄のトータルリターンが比較できるサイトはあまりないので、重宝しています。
Symbolのところに比較したいティッカーを入れて、比較したい期間をいれます。
Caluclate Returnsというボタンを押せば、チャートが現れます。
チャートの現れ方としては設定期間の一年目にUSD1000を投資していたら設定期間後いくらになったかという表記になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
株式投資を始めたばかりの時はあまり情報がありすぎても混乱するので、Yahoo FinanceかMorningStarがわかりやすいかとは思います。私も基本はこの2つを使っています。
ただ向き不向き、好き嫌いもありますので各サイトで好きな銘柄をサーチしてみたり、スクリーニングを試したりしてみて下さい。
今回ご紹介したサイトがあなたの投資判断材料に役立てれば嬉しいです。
*もし他にも便利なサイトがありましたら教えて下さい!
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