最近「NISA」「インデックス」という言葉をよく耳にしませんか?
投資を始める人が増えている中、「自分もやったほうがいいのかな?」と悩む人も多いかもしれません。
ただ投資ってなんか怖い、損したくない。そもそも投資ってどういうことなのかよくわからない、、という声も多く聞きます。そして実際にせっかく投資したのに損をする人が多いのも事実。
そこで、ここでは投資の超初心者が投資を理解して高い確率で利益を出す方法、自分なりの納得感や安心感をもって投資できるようになるために必要な情報をシリーズでお伝えしていきます。
今回はシリーズ1回目、「そもそもなぜ投資が必要なのか」について分かりやすく解説します。
本記事を読むことでなぜ投資が叫ばれているのか、投資の必要性について理解することができます。投資をするしないに関わらず資本主義経済を生き抜く上では必ず知っておいた方がよい情報ですので、是非最後まで読んでみてください。

シンガポールと東京二拠点サラリーマン投資家。運用額4,000万円、年間受取配当70万円。
2018年配当の存在すら知らない状況から投資スタート。その後、投資の重要性を知り備忘録としてブログにて発信開始、最高月間4万PV。
2021年Youtube開始、2022年に「シンガポールでのお金の増やし方」を出版(レビュー★4.5)。
シンガポールの日系最大級メディアSingalifeにて継続的に投資セミナーに登壇中。
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なぜ今、投資が重要なのか?

日本で投資が注目される理由の一つが、少子高齢化と長寿命化です。
長生きすればするほど老後資金が必要になり、少子化の影響で現役世代の負担が増大し、公的年金制度の維持に不安を感じる人が増えています。

こうした背景から、政府は国民の資産形成を促すために「NISA」や「iDeCo」などの税制優遇制度を整備しました。2024年からは新NISAが始まり、非課税枠が拡大されるなど、投資への関心が一層高まっています。
投資をしないままでいると、将来的に経済的に苦しくなるリスクが高まり、老後資金の確保が難しくなる可能性があります。
つまり、日本では投資が「お金を増やす手段」ではなく、「自分の生活を守るための必須スキル」になりつつあるのです。
ここから投資が必要になる3つの真実をご紹介します。
現金預金だけで大丈夫? お金の価値は相対的に減少している

投資が必要な1つ目の理由は現金預金ではリスクがあるからです。
将来のためにちゃんと貯金をしようと銀行に貯金をしている人もいますが、「預金をしていれば安心」と思っていると、後で後悔する可能性があります。
その大きな理由の一つが「物価上昇」です。これは「インフレ」とも呼ばれ、物価が上昇するこで時間とともに相対的にお金の価値が下がっていく現象です。
例えば、かつての食料品の値段を思い出してください。残念ながら、10年前に100円で買えたものが、今は150円になっていることもあります。これは、その分お金の価値が減少したことを意味します。ただ預金しておくだけでは、時間とともに買えるものが減ってしまうのです。

最近は特に世界的にインフレ傾向にあります。こう考えると大きな額をただ貯金してるということは、お金が少しづつ減らしていると考えることもできます。
昔親が貯金しろといったのは、以前は銀行に預けていても1年で6%以上もお金が増える時代があったためです。今は状況が全く異なります。アップデートしましょう。

↑参考までに昭和55年(1980年)の金利です。
富の格差は年々広がる – 「 r > g 」の法則

投資が必要な2つ目の理由は資本主義経済での富の法則です。
フランスの経済学者トマ・ピケティ氏の研究によると、「 r > g 」の法則が存在します。
これは「資本の収益率 ( r ) は経済の成長率 ( g ) よりも高い」という概念です。
少し難しい話ですが、簡単に言えば、投資によってお金が増えるスピードのほうが、労働で給与をあげていくスピードよりも速いので、投資する人としない人では差がどんどん広がっていくということです。
「産業革命の始まる1700年から過去3世紀を見ると、世界経済の成長率は年1.6%です。長期的な資本収益率は4~5%なので、実は資本の収益率は歴史的にずっと経済の成長率よりも高いのです。」21世紀の資本
例えば、株式や不動産に投資している人は、配当や賃料収入を得ることで資産を増やし続けます。一方、給与収入だけに頼る人は、給料が少しずつ上がったとしても、投資による複利の力には敵いません。(今後のシリーズ回で株式や配当、複利については説明していきますので、今はわからなくても大丈夫です)
また、過去のデータを見ても、株式市場の長期的な成長率は4〜7%程度とされていますが、給与の上昇率はそれより低い傾向にあります。そのため、投資をしていない人は、投資をしている人に比べて資産形成のスピードが遅くなり、結果として富の格差が広がるのです。
つまり、労働収入だけではなく、投資による収入を得ることで、お金の増えるスピードを上げることが重要なのです。
お金持ちは投資をすることでどんどんとお金を増やしていて、そうでない人は必死に労働してもなかなかお金が増えない。それどころかその差は広がる一方という不都合な真実を知ってください。
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「金持ち父さん 貧乏父さん」—資産を買うことの重要性

投資をすべき3つ目のポイントはお金持ちはもれなく資産を持っているためです。
ロバート・キヨサキ氏の著書『金持ち父さん 貧乏父さん』では、お金持ちになるためには「資産を買う」ことが重要だと説かれています。
まず資産と負債の違いを明確に解説しました。
資産:私のポケットにお金を入れてくれる
負債:私のポケットからお金を取っていく
そして、お金の流れを「キャッシュフロー」として捉え、
- 貧乏な人は給与を得て、生活費に使う
- 中流の人は給与を得て、ローンを組んで家や車といった負債を買う
- お金持ちは給与や投資収益を資産に変え、資産がさらにお金を生む
という違いを説明しています。
例えば、不動産や株式などの資産を持つことで、それ自体が収入を生み出すようになります。給与だけに頼るのではなく、資産を増やしてお金を働かせることが、豊かになるためのカギなのです。
「金持ちはお金のために働かない。貧乏な人と中流の人はお金のために働く。金持ちはお金を自分のために働かせる。」金持ち父さん 貧乏父さん
「学校はお金のために働く方法を教えるが、お金が自分のために働く方法は教えない。金持ちはお金を生み出す方法を学び続ける。」金持ち父さん 貧乏父さん
まとめ

投資が必要な理由は、現金の価値が相対的に減少していること、資本を持つ人がより豊かになりやすい仕組みがあること、そして「資産を買う」ことが将来的な経済的自由につながるからです。
投資は怖い、ギャンブルみたいだ、と思えるかもしれませんが、正しく学べばリスクを抑えながら資産を増やすことは可能です。
今回なぜお金持ちがお金持ちであるか、資本主義経済のルール、投資の必要性について理解ができたと思います。
次回は投資とは具体的にどんな行為なのか、投資について学んでいきましょう。
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